愚かな人の住処

 

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!月$日月曜日

 

今日は久しぶりのテスト。

 

といってもいつもの全10問の俺には簡単すぎるテストだ。

 

だがそんな簡単なテストでも気を抜かずに挑んでくるのが金髪ちゃんクオリティー。

 

金髪ちゃんに乗せられて月村と高町も勝負を挑んできた。

 

自分たちは塾に行き始めて成績も自己評価的に上昇してきたのに対して普段勉強適当な俺もついに下克上されるときが来たと張り切っているようだ。

 

だが、いまだに掛け算どころか二桁計算くらいしかやらないテストで俺が間違えるはずもない。

 

だがせっかくだから相手をおだてるふりをして賭けを持ちかけてやった。

 

内容はもちろん王道の勝ったら一回命令権。

 

高町と月村は勝ったら俺に名前で呼ばせるようだ。

 

そういえばいまだに苗字で呼んでたな。

 

女の子を名前で呼ぶのって恥ずかしいじゃん。

 

むしろみなしごだった昔と比べて親友と呼べるであろう奴が現在女の子しかいない俺を褒

めて欲しい。

 

金髪ちゃんは自信があるのかニヤニヤして何を命令するのか教えてくれなかった。

 

まあそんな感じでやったテストだが、制限時間30分のテスト、開始早々見直し含めて約1分強で終わらした俺は颯爽とスリーピングタイムと入った。

 

余裕綽々の態度の俺に少し睨んでくる金髪ちゃんだが金髪ちゃんは1問凡ミスで見事?二俺の勝利となった。

 

早速得た命令権だがせっかくなので金髪ちゃん達にご主人様と呼ばせて肩をもませたりお茶組をさせたりしてみた。

 

プチ男の夢実現。

 

ただし現実はただの幼女ですOrz

 

悔しそうにご主人様と言いながら俺の肩をもむ金髪ちゃんの顔でご飯三杯はいけそうだった。

 

ついでにクラスの男どもの視線が少しきつかった。

 

 

 

 

 

!月▲日火曜日

 

 

 

 

今日は遠足。

 

お弁当を持って近くの自然公園っぽいとこまで行ってきた。

 

そこで懐かしきドロケイをやったがなぜか金髪ちゃんの俺を追いかける意欲が半端なさすぎる。

 

あまりの必死さについムーンウォークで逃げて挑発していたら、隙を見ていた月村に横から全身の体重を乗せたボディーアタックを食らってしまった。

 

そのまま気を失って遠足から帰るまで月村の膝枕で寝ていた。

 

起きたときの頭の下の柔らかさは・・・幼女ながらに気持ちよかったとひそかに記しておこう。

 

帰ってから服を脱いだら背中に足跡がついていた。

 

恐らく俺が気絶したところで金髪ちゃんが気絶した俺に気づかず踏んだんだろう。

 

また今度報復してやろうと思う。

 

 

 

 

 

!月○日水曜日

 

今日は我が家にみんなをご招待。

 

学校から帰ってから集合だったが、リムジンを我が家に横付けはやめて欲しい。

 

近所の人が何事かってひそひそ話してた。

 

金髪ちゃんが母さんに挨拶したあとソッコーで俺の部屋に突撃した。

 

何がしたいんだ、金髪ちゃん。

 

おいちゃんもう歳だからそんなに思春期的なものは置いてないヨ。

 

食玩のフィギアとかおもちゃも飾っててもそこまで熱心なわけじゃないから手入れしなくて誇りかぶっちゃうから全部箱とかに入ったままだし。

 

ベットの下にも本は隠してないからいくら探しても無駄だ。

 

ていうかなぜそんな知識を持っている。

 

漫画なのか?

 

ゆとりか?ゆとりなのか?

 

それからは普通にお話をしてゲームをしてお菓子を食べて終わった。

 

ふっ、これが普通というものだよ。

 

君たちとは違うのだよ。

 

 

 

 

 

!月#日木曜日

 

今日は校庭でお絵かき。

 

適当なものを書いてこいとのこと。

 

ただ普通に樹とか花とか虫とか噴水とか描いても面白みがないので生徒を見張る先生を描いてみた。

 

残り時間半分くらいで完成したので先生に提出したら拳骨をもらった。

 

一人ぽつんと寂しそうな後姿が独身貴族を連想させたらしい。

 

なんと言う被害妄想。

 

まあ、俺もそれをイメージして書いたが。

 

だからいつまでたっても独身なんだ。

 

 

 

 

 

!月△日金曜日

 

日々の潤いが足りなくなってきた気がする今日この頃。

 

ということで今日の放課後は4人で金髪ちゃん主催近くの廃家へドキドキ探検隊。

 

立ち入り禁止の看板なんぞ知らんとばかりに廃家へ入っていく金髪ちゃん。

 

二人は怖がっているからと一人先頭をいっているが金髪ちゃんも十分動きがぎこちなかった。

 

そ〜っと後ろから近づいてわっ!と驚かしてやったら面白いくらいに反応してくれた。

 

どれくらいというとへたりついて泣いちゃうくらい。

 

金髪ちゃんはそのままヒクヒク泣いたままだし。

 

他の二人には批難される始末で俺はひたすら金髪ちゃんに謝りながら金髪ちゃんをおんぶして帰った。

 

家に帰ってから服を脱いだらすこし腰が湿っぽかったのは金髪ちゃんのためにも言及しないでおこうと思う。

 

 

 

 

 

!月◎日土曜日

 

今日は金髪ちゃんの家で必死に昨日の弁解。

 

とりあえず1週間位は金髪ちゃんの言いなりになってしまった。

 

呼び方もアリサにされてしまった。

 

だが、なんか悔しいので心の中と日記の中では金髪ちゃんと呼んでやろうと思う。

 

まあ、しょうがないとは思うけど立ち直った金髪ちゃんの勢いは凄かった。

 

まず執事服を持ち出して俺に着させて、お茶くみから肩揉み、挙句の果てになぜか女装。

 

俺は綾○ハーマ○オニーじゃない。

 

いろいろ写真を撮られてしまった。

 

まあ、小学1年生の女装なんてかわいいもんだからどうでもいいがな。

 

だが、途中から金髪ちゃんの美人ママまで出てきたのは予想外だった。

 

二人でノリノリで着させないで欲しい。

 

家でもやりたくないから母さんには教えないでとはいったがどれくらいまで持つことやら。

 

おそらくそのうち母さんにも渡ってしまって我が家でも着せ替えさせられてしまうかもしれない。

 

そんな悪夢の日々が来ないように祈りながらこの日記を記す。

 

 

 

 

 

!月%日日曜日

 

今日は我が家の倉庫の整理。

 

俺の赤ん坊時代のアルバムが出てきたりで父さん母さんそろってほやほや顔。

 

ついでに二人の若い頃の写真が出てきてデレデレ顔。

 

俺の周りには新婚じゃないのにベタベタな夫婦が多すぎる気がしてたまらない。

 

きっと高町も苦労しているのだろう。

 

そんな感じでベタベタしている二人をおいといてアルバムを見ながら整理しているとライブを撮影した写真がでてきた。

 

普通なら「あぁ、これが父さんのライブ写真か」と思って終わりなのだが、写っているものが問題だった。

 

写っているバンドメンバーは4人。

 

お腹が正面のドラムに乗ってしまいそうなメタボの半裸油ギッシュドラマー。

 

なぜかお腹には豚骨とでかでかとマジック書きしてある。

 

ガリ痩せでアロハシャツに黒縁眼鏡、バンダナでなぜか一房金髪。

 

ガリガリの肉体で顔色さえも悪くてなんでバンドやってんだ、入院して来いという感じだ。

 

今の父さんとは似ても似つかない体型に顔もぜんぜん似ていないからこの二人は違うだろう。

 

だが、残った二人も十分問題があった。

 

まず、ベースがなぜかブリーフパンツ一丁に覆面。

 

体型は普通なのだが、背中が写った写真には背中にでかでかと変態と描いてあった。

 

そしてヴォーカルには・・・ガーターベルトに女物の下着(もちろん上下)、顔には蝶人マスク。

 

どう見ても変態、というか絶対に近寄りたくない人種だった。

 

二人の体型は似ていて持っているギターも自分が譲り受けたギターと違う。

 

これはただの知り合いだと祈りながらタイトルを見ると「19××、▲、○、バンドメンバーと学園祭ライブにて」と書いてあった。

 

できれば知りたくなかった。

 

改めて父さんを見ると相変わらず母さんとベタベタしている。

 

顔は恐らく一般レベルである父さんがなぜこんな美人の母さんをゲットできたのだろうとふと思う。

 

母さんはキワ物好きなのだろうかと母さんの性癖を心配した1日だった。