【最新更新日 : 2015年10月16日 金曜日

2015年の読書履歴(№3)

★ 評価は、私の独断と偏見でつけたもので、読んだ時点で「ん、これは良かった!」と思った本です。
  本そのものの良し悪しとはまったく関係ありません。☆はイチ推し、◎は、おすすめの本です。
NO 了月 書 籍 名 著 者 出 版 社 評価 抜き書き

30

15.03


「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった! 

馬渕睦夫 

WAC文庫 

☆☆
作成中

29

15.03

 

新しい国へ 

安倍晋三 

文春新書

はじめに――「闘う政治家」「闘わない政治家」

・わたしは政治家を見るとき、こんな見方をしている。それは「闘う政治家」と「闘わない政治家」である。
 「闘う政治家」とは、ここ一番、国家のため、国民のためとあれば、批判を恐れず行動する政治家のことである。「闘わない政治家」とは、「あなたのいうことは正しい」と同庁はするものの、けっして批判の矢面に立とうとしない政治家だ。
・わたしが拉致問題について声をあげたとき、「右翼反動」というレッテルが貼られるのを恐れてか、運動に参加したのは、ほんの僅かな議員たちだけであった。事実、その後、わしたちはマスコミの中傷の渦の中に身をおかざるをえなかった。「応援しているよ」という議員はたくさんいたが、いっしょに行動する議員は少なかった。「闘う政治家」の数が少ないのは、残念ながら、いつの時代も同じだ。

第一章 わたしの原点

「リベラル」とはどんな意味か
・元々「リベラル」という言葉は、ヨーロッパとアメリカでは、受けとり方が大きく違う。
 ヨーロッパでは、王権に対して、市民が血を流しながら自由の権利を獲得し、民主主義の制度をつくりあげてきた歴史をもつことから、ヽ「リベラル」でも、他者の介入を許さないという「個人主義」にちかい意味合いで使われる。これに対して、アメリカにおける「リベラル」は、社会的平等や公正の実現には政府が積極的に介入すべきであると考える、いわゆる〈大きな政府」を支持する立場だ。
・ニューディール政策を唱えた人たちが自らを「リベラル」と呼び始めたことから、社会主義、あるいは、それにちかい考えをもつ人のことをリベラリストと呼ぶようになった。革命主義や左翼もこの範疇にはいる。いうなれば「リベラル」とは、ヨーロッパとアメリカでは、むしろ対立する概念だったのである。

その時代に生きた国民の目で歴史を見直す
・歴史を単に善悪の二元論でかたづけることができるのか。
・たとえば世論と指導者との関係について先の大戦を例に考えてみると、あれは軍部の独走であったとのひと言でかたづけられることが多い。しかし、はたしてそうだろうか。
 たしかに軍部の独走は事実であり、もっとも大きな責任は時の指導者にある。だが、昭和十七、八年の新聞には「断固、戦うべし」という活字が躍っている。列強がアフリカ、アジアの植民地を既得権化するなか、マスコミを含め民意の多くは軍部を支持していたのではないか。
・百年前の日露戦争のときも同じことがいえる。窮乏生活に耐えて戦争に勝ったとき、国民は、ロシアから多額の賠償金の支払いと領土の割譲があるものと信じていたが、ポーツマスの講和会議では一銭の賠償金もとれなかった。このときの日本は、もう破綻寸前で、戦争を継続するのはもはや不可能だった。いや実際のところ、芭蕉金をとるまでねばり強く交渉する力さえすでになかったのだ。
・この国に生まれ育ったのだから、わたしは、この国に自信をもって生きていきたい。そのためには、先輩たちが真剣に生きてきた時代に思いを馳せる必要があるのではないか。その時代に生きた国民の視点で、虚心に歴史を見つめ直してみる。それが自然であり、もっとも大切なことではないか。
・わたしにとって保守というのは、イデオロギーではなく、日本および日本人について考える姿勢のことだと思うからだ。
 現在と未来にたいしてはもちろん、過去に生きたひとたちにたいしても責任をもつ。いいかえれば、百年、千年という、日本の長い歴史のなかで育まれ、紡がれてきた伝統がなぜ守られてきたのかについて、プルーデントな認識をもち続けること、それこそが保守の精神ではないか、と思っている。

千万人といえども吾ゆかん
・自民党は、もはや政権の地位にあること自体を目的にした政党ではない、という認識をあらたにすることだった。
 わたしが政治家を志したのは、ほかでもない、わたしがこうありたいと願う国をつくるためにこの道を選んだのだ。政治家は実現したいと思う政策と実行力がすべてである。確たる信念に裏打ちされているなら、批判はもとより覚悟のうえだ。
・「自ら(かえり)みて(なお)くんば千万人といえども(われ)ゆかん」――わたしの郷土である長州が生んだ俊才、吉田松陰先生が好んで使った孟子の言葉である。自分なりに熟慮した結果、自分が間違っていないという信念を抱いたら、断固として前進すべし、という意味である。

たじろがず、批判を覚悟で臨む
・チャーチルは若い頃から、すぐれた伝統と文化をもつ大英帝国の力を維持するには、国民生活の安定が不可欠だと考え、社会保障の充実を唱えてきた。安全保障と社会保障――じつはこれこそが政治家としてのわたしのテーマなのである。
 確たる信念をもち、たじろがず、批判を覚悟で臨む――らたな決意であった。

第二章 自立する国家

わたしが拉致問題を知ったとき
・わたしを拉致問題にかりたてたのは、なによりも日本の主権が侵害され、日本国民の人生が奪われたという事実の重大さであった。
 工作員がわが国に侵入し、わが国の国民をさらい、かれらの対南工作に使ったのである。わが国の安全保障にかかわる重大問題だ。
・にもかかわらず、外務省の一部の人たちは、拉致問題を日朝国交正常化の障害としかとらえていなかった。相手の作った土俵の上で、相手に気に入られる相撲をとってみせる――従来から変わらぬ外交手法、とりわけ対中、対北朝鮮外交の常道だった。つねに相手のペースをくずさないように協力して相撲をとれば、それなりの見返りがある。それを成果とするのが戦後の外交であった。

「知と情」論で政府を攻撃したマスコミ
・わたしは徹底的に反論した。
 「拉致の責任を追及するのは、たんに情にかられてのことではない。大韓航空機爆破事件の犯人、金賢姫が田口八重子さんから日本人化教育を受けたことからもわかるように、拉致は北朝鮮の国際テロの一環として行われたものであって、それはまさしく安全保障上の問題なのである。それを三面記事的な情の問題におとしめるのは意図的な情報操作としか思えない」
・マスコミは拉致問題の解明に消極的だった。社説で「拉致は犯罪である」と書きはするが、それは「いちおう拉致犯罪を批判した」というアリバイのようなものであった。ほんらい別個に考えるべき、かつての日本の朝鮮半島支配の歴史をもちだして、正面からの批判を避けようとするのである。

はじめて「国家」と出会った幕末の日本



<途中>

28

15.03


韓国人による恥韓論 

シンシアリー 

扶桑社新書 

・シンシアリーのブログ【 http://ameblo.jp/sincerelee/
・アメリカの行政学者アレイン・アイランドさんが一九二六年発表した「朝鮮が劇的に豊かになった時代」で彼は、ビシッと言っています。『日本によって、KOREAは元の支配者たち(李氏王朝)の時代やほかの独立国よりも、ずっとよく統治されている』と。
・そこに書いてあるのは、韓国で毎日のように耳にした「人類史上最悪の植民地支配」とはあまりにもかけ離れたものでした(そもそも、植民地ではなく併合でした)。
 一次産業から三次産業まで、学校から法律まで、食糧から医療まで、日本は韓国から奪ったのではなく、近代化という贈り物を与えていたのです。それを民族のプライドという思想だけで決めつけるのは、無理があります。
・私は、皆さんに知ってほしいのです。
 韓国を支配する「反日教」の正体を、その起源を、そしてますます悪化している現状を、善悪を失った「基準」を、隠ぺいしてきた性奴隷の実態や、今後日本が韓国と外交をするうえで欠かせないと思われる方法(韓国の弱点)を。
・韓国では、反日でないものは国賊扱いされ、見つかれば社会的に抹殺されます。
・日本軍慰安婦問題で興奮している良心的な日本人の方々は、なぜ、同じ問題が起きている今の韓国には同じ問題提起をしないのでしょうか。ひょっとして、日本を叩く流れに乗って自分を善人にできると思っているだけではありませんか? だとしたら、それは韓国の反日と同じ。ただ吐き気のする偽善でしかないのです。
・もう少し、関わりましょう。もう少し、声を上げましょう。あなたの意見は、いずれ世論になることでしょう。

27

15.03


がん放置療法のすすめ 

近藤 誠

文春新書 

前書き

・進行がんでも縮小するケースがあると知れば、それだけで、がんに対するイメージが崩れるはずです。
 放置患者の観察・分析から、がんが転移する時期も判明します。すべての癌は「本物のがん」か「がんもどき」のどちらかに属し、「本物」は初発がん発見のはるか以前に転移しているのです。他方、がん発見当時に転移がない「もどき」は、放置しても(初発巣から)転移が生じないことが確認できました。

1章 前立腺がん

PSA(前立腺特異抗原)発見がんの九割以上は「もどき」
がんもどきというのは、病理検査で「癌」と診断されても、他臓器に転移していないため、放っておいても死なない癌です。これに対し「本物のがん」は、すでに転移が潜んでいるため、治療しても治らない癌です。「本物」は、ガン細胞が生じて間もなく転移するので、初発巣が発見できる大きさになったときには、転移巣は(潜んではいても)相当の大きさに育っている。それで初発巣を早期に発見しても、(転移巣を含め)がんを治すことができないのです。

症状が出てから治療しよう
・PSAが上昇したという一事で治療を始めるのは考えものです。前立腺がんの症状が出てQOL(日常生活の質)が落ちてから治療を始める方針ならば、PSA発見がんの九割以上は(他の病気で死ぬので)一生治療を受けずにすみます。またQOLが落ちてからなら、治療を受けて合併症が生じたときも、がんでQOLが悪くなっていたのだから(治療を始めたのは)仕方がなかったと、「無症状なのに治療を受けて合併症が出た場合より)得心しやすくなるでしょう。

2章 子宮頸がん

「本物のがん」である前提条件
・がんが人を死に至らせるためには、重要臓器の機能を妨げる必要があります。たとえば肺がんが気管支を押しつぶし(肺に)空気が出入りできないようにするとか、肝がんが肝臓ほぼ全部を占めて肝不全にさせるというように、臓器の機能不全を引き起こす力がなければならないのです。その前提として、がんは腫瘤(細胞の塊)をつくる必要があります。
 ただし、腫瘤であれば人を死なせる力が(必ず)ある、というわけではない。硬くて、周囲の正常組織から(触って)識別できなければ、人を死なせる力はないのです。

「もどき」でも治療したほうがいい場合がある
がんを「本物」と「もどき」に分ける基準は、他臓器への転移の有無です。転移があれば治らない。

「放置」の意味は何より時間稼ぎにある
・乳がんのように他臓器転移のみが寿命を左右する癌では、がんを完全放置した場合にも、寿命は変りません。
がん放置療法といっても、寿命を延ばすためには、適当な時期に最低限の治療を受けることを前提としています。誰にでも共通する「がん放置」の意味は、時間を稼ぐ点にあります。多少の時間の余裕を得て、その間に、治療を受けるかどうかや、治療法の選択肢を検討する。あるいは、セカンド・オピニオン、サード・オピニオンを得るようにする。第一の目的はそこにあります。
・放置してみたら、がんが増大しないことはいくらでもあります。それどころか、がんが縮小し、消失することさえある。そういう場合には、放置を続けるのが得策でしょう。それを続ければ、がんを一生放置することも可能になります。

3章 乳がん

・がんといえば「早期発見・早期治療」だと言われていますが、それはがんの成長過程から考えると無理であるようです。

転移時期は逆算できる
・がんは怖い、がんを放っておくと危ない、という社会通念は、転移時期に関する誤解によって生みだされた面があるからです。

非浸潤がんは転移しない
・非浸潤がんは生来的「がんもどき」といえます。
・非浸潤がんは転移できないのですから、「がん」という名称は廃止すべきです。

マンモグラフィを受けてはいけない
・しこりや腫瘤がなくて、マンモグラフィでしか見つからなかった癌は「もどき」です。
・二〇〇九年十一月、米国政府の予防医学作業部会は「マンモグラフィによる乳がん検診は四十代の女性には勧められない」と勧告しました。がんを検出する精度が低く、誤った診断で不必要な組織検査を受けさせられるなどでメリットが多いことが理由です。
・マンモグラフィ検診中止は、死亡減少効果がないことを理由とすべきです。


<途中>

26

15.03


この国のはじまりについて1

司馬遼太郎 対談集

文春文庫 

・朝鮮半島に冶金(やきん)時代が始まって、青銅からすぐ砂鉄になっていく。そうすると青銅で荒らされた山の木が、砂鉄でいよいよ()り払われて山の木が鉄をつくるわけですから、丸裸になってしまう。 ・・・ こうしたとき、「海の向こうに、樹々の栄えている国があるぞ」というわけで、日本に移動してきた。
・それらのたたら衆がどんどん移住して来て、出雲の山野を荒らしはじめ、公害をもたらした。
八岐大蛇(やまたのおろち)というのはたたら衆であって、山野を荒らしたので、退治したら剣を得たと。しかも、そばで農耕をしている人たちにとっては、たたら衆は、いろんなカスは流すし、砂は流すし、木を伐るので山には水が溜まらなくなるし、というわけで、八岐大蛇のごとく実にもう困った。
・四世紀のころに、陸続と移住して来たそのなかの伝承の好きな人たちが、出雲神話をつくったのだろうと思うのです。
・日本の古代の中心は近江である。
・前方後円墳というのは、たいへんに対外関係を考えた墳形なのですよ。これから戦争しないという、一つの誓いなのです。あなたとは仲よくしますという意味で、武器の(たて)を伏せた形なんです。盾を伏せるということは、不戦の誓いなのです。
・日本の帝王の陵墓が盾を伏せた姿をするということは、中国に対して、当時は倭の国王ですから、卑屈な態度にとられては困るのです。だから大きくこしらえて、しかも海岸線に平行して、堂々とこしらえるのです。
・吉備は、日本で最初の戸籍をつくった。
・大化の改新の母体は蘇我氏がつくったんですね。・・・吉備が大化の改新の素地をつくった。・・・古代から吉備は先進農業地帯であった。
・朝鮮半島の歴史の中で一つの特徴は、李朝が商業を禁止したことだ。
・李朝というと、世界が貿易時代に入った十四世紀に王朝をひらいて、五百年ばかり続いた政権ですが、貨幣経済をおさえつづけてきた。あれだけの文明国、文化の進んだ国が、わざと不完全になった。貨幣経済をなくしてしまってから、日韓合併まで貨幣は少額のものしかなく、流通経済がないにひとしかった。
・朝鮮人は観念が先行する。現実の評価よりも、あるいは現実に諸価値があるというよりも、むしろ正義のほうが先行する。自恃の中の正義感のほうが先に噴き出てしまうというところがあります。
 それはきっと、李朝が貨幣経済をなくしてしまったことと関係があると思うんですね。
・ちょうど李朝が貨幣経済をなくしたころに、日本は室町以降の貨幣経済が非常に盛んになった。日本と朝鮮の分かれ目がそこにあると思うんです。
・朝鮮半島というのは、中国と比べても、特に貿易とか経済という面において非常に遅れてしまった。日本と比べたらもう雲泥の差で、遅れをとってしまった。
 それは、朝鮮半島が儒教の影響を濃密に受けて、イデオロギーとしての儒教を受け入れたというところに、理由があっただろうと思います。
・朝鮮半島の悲劇というのは、あまりにも儒教に忠実であった、中国以上にそうであったことだというふうに思います。
・私たちは戦後しばしば、鎖国というものがもたらしたマイナス面だけを聞かされてきました。逆にいまや経済が高度成長し、GNPもたいへん伸びて先進国首脳会議にまで日本が加わるようになった理由を、徳川時代の幕藩体制の組織管理、システム機構に起因すると指摘する人がいます。
 ライシャワー教授もいわれているように集団内部での協力性、企業への忠誠心、こういうものの原型が徳川家康の体制の中で出来た。それが何世紀かを経て現代に脈々と生きている。
・福沢諭吉が自伝で書いているように、咸臨丸の連中がアメリカに行って、いまと同じで工場見学しますね。その時、工場の人がこれしスチームで動いてるんだ、どうだわかるか、といったら、初めからみんなわかっていたっていうんですね。
 本で原理は読んでいたから、あれほど退屈な説明はなかった、というんです。
・朝鮮半島というのは、たとえば西欧の科学というものに対しては、日本よりもはるかに早い時期に触れていた。にもかかわらず、官府の儒教学のイデオロギーにがんじがらめになっておりましたために、せっかく西欧の科学に触れるという萌芽があったにもかかわらず、それを押し潰してしまったということがあるんですね。
・それに対して徳川期の日本というのは、いろいろ違った考え方というもの、あるいは哲学にしてもさまざまな流れ、あるいは考え方というものを認める余地があった。
 そして西欧の科学ですらが、究極的には認められていったということだと思うんです。
・基本的には「室町に儒教なし」と考えてもいいかもしれません。むろん書物としては儒教はあった。それも中世ではふんだんにありました。書物は官貿易船や倭寇がせっせと買ってきて、室町の書庫というのがどこにあるかべつとして、たいへん精密な書庫が積み上げられたと思うんですけれども、しかし、社会習慣としての儒教はなくて、日本の古来のお行儀作法だけで社会の秩序を安定させていた。
 倫理的には儒教が基本になるよりも、関東武士が起こした「名こそ惜しけれ」という凛々(りり)しさというものが何か倫理の代用みたいなものになっていて、社会を壊すことなく続いていたんじゃないでしょうか。
・漢文を訓読するときの訓点がカタカナの起源です。

25

15.03


ガンを治すにはキノコエキスを飲みなさい! 

劉 雲宝

ジーク出版

・私たちの体を、外的やガン細胞から防御してくれるシステムが、免疫監視機能と呼ばれるもので、この免疫機能は細胞レベルで働き、外敵やガンから守ってくれるのです。その代表的なものに、マクロファージ細胞(免疫機能を調節する細胞)、NK細胞(ナチュラルキラー細胞/外敵の細菌等を攻撃し退治してくれる細胞)やT―細胞B―細胞といったものがあります。
・日頃から複数の役割の違うキノコ菌糸体をとっておけば、酵素だけでなく、アミノ酸の力で病気を治そうとする免疫力がつき、ガンを押さえ込むだけでなくあらゆる病気の予防をすることができるわけです。
・免疫力を高めることができれば、発病することなしに、ガン細胞と共存しながら天寿を全うすることもできるわけです。
・キノコ菌糸体に含まれる多糖類の水溶性活性β―グルカンが「ガンに効く」のではなく、私たちの体がもともともっている免疫機能と呼ばれる「ガンを退治する機能」を強力にレベルアップしてくれる成分が「水溶性β―グルカン」であるということなのです。
・病気にならない、病気を未然に防ぐ予防医学のカギは、いかに免疫監視機構脳力、いわゆる免疫力を高めることができるかという点につきるでしょう。
 そのためには、過食、運動不足、ストレスなどを避けるとともに、より積極的に免疫機能を高める方法を行っていく必要があります。
・ガン細胞はたった1個から始まり、1個が2個、2個が4個にと分裂を繰り返し、増殖していきます。正常な細胞は、分裂して二つになると、その一方が死滅するため全体の数は一定に保たれます。ところがガン細胞は、分裂したあと二つとも生き残り、それぞれがまた分裂します。このために異常な速さで細胞が増え、増殖するのです。
・免疫機能が強く、活性化していれば、ガンはもちろんのこと、その他のいろいろな疾病に侵される心配はないわけです。
・体が本来持っている「修復脳力」をホメオスターシス機能(恒常性維持機構)といいます。
 人間の体を常に安定した状態におこうとするホメオスターシスは、次のようなすばらしい五つの機能があります。
 1 自律神経の平衡をたもつ
 2 浸透圧の平衡を保つ
 3 ホルモン作用の平衡を保つ
 4 体温の平衡を保つ
 5 酸・アルカリの平衡を保つ

・免疫の働きを正常に保つには、つぎのような「免疫力が正常に働くためのよい生活」が重要になってきます。
 1 ストレスをためない
 2 質のよい眠りをとる
 3 バランスのとれた食事
 4 適度な運動
 5 抗酸化食品をとる


・最近の医学界では「全病気の90%までが活性酸素が原因だ」という考え方が主流になりつつあります。
 活性酸素が怖いのは、細胞を攻撃して、細胞に損傷を与えてしまうことです。
・活性酸素は、胎内で過酸化脂質をつくり、細胞膜や細胞の核を傷つけ(細胞障害)、さまざまな疾病を引き起こします。
 この活性酸素の作用は、「酸化」です。
 ●酸化……酸素を与えること、または水素を奪うこと。
 ●還元……水素を与えること、または酸素を奪うこと。
 ●酸化と還元は地球上におけるもっとも基本的で重要、普遍的な反応である。

 つまり、鉄が錆びるのも、植物が花を咲かせるのもあるいは枯れるのも、基本は酸化と還元の現象だということです。
 当然、酸化と還元は人間の体の中でも起きています。
・酸化された細胞や遺伝子が「病気になり」「酸化は病気を引き起こす」ということです。「活性酸素は万病の元凶である」といわれるのは、こういう意味です。活性酸素の作用は酸化ですから「酸化は万病の元である」ということになります。
 したがって、酸化を防げば健康に戻れる、還元してやれば健康に戻れるということになります。つまり、
 ○酸化が、体内で過酸化脂質をつくり、細胞を傷つける
 ○病気を防ぐには、活性酸素による「酸化」を防いでやればよい
 ○すなわち、活性酸素を「還元」してやればよい
 ○還元とは、酸素を奪うこと、あるいは水素を与えることである

・活性酸素を消す物質のことを、抗酸化物質とかスカベンジャーと呼んでいます。
抗酸化とは、酸化に抗するという意味で、酸化に抗するとは、還元するということです。還元するとは、活性酸素に水素を与えて無害化することです。
・日ごろから活性酸素が発生する原因を少しでも断つとともに、発生した活性酸素に対しては、抗酸化成分であるキノコ菌糸体を十分に取り入れて活性酸素に対する抵抗力を高めることが大事になってきます。

24

15.03


呆韓論 

室谷克実

産経セレクト 

・外交は内政の鏡
(国連人権委員会で取り上げられた慰安婦問題)私が最も知りたいのは国連委員会に出席していた日本の外交官が即座に「公式抗議」の声を上げたかどうかだ。外務省は「即座に抗議した」と述べているというが、その声量はどの程度だったのか。
・日本に対して「慰安婦への謝罪と賠償」を求める韓国の運動とは、反日日本人に先導かつ扇動されてきたのだ。
・老齢年金制度の不備と家庭内での高齢者虐待 ・・・ 75歳以上の自殺率は、日本では10万人当たり14.6人、韓国では160.4人(OECD調査、11年基準)。「韓国は儒教の国なので、老人を大切にする」なんて大嘘なのだ。
・日本の調査捕鯨は、このところ年間1000頭前後の捕獲数で推移している。これに対し韓国の「混獲」数は2012年の場合、2350頭に達したとKBSが報じていた。
・大気中の放射性物質量は、東京よりソウルの方が2倍以上も多い。
鬱陵島(ウルルンド)の南方海域に核廃棄物を投棄したのはどこの国か。
・韓国人による韓国人に対する差別、半韓国人(中国の朝鮮族、脱北者、在日韓国・朝鮮人)に対する差別にもさまざまあるが、今日の韓国社会を特徴づける差別は、職種に対する強烈な貴賤意識と、学歴崇拝主義が一体となり、まるで李王朝時代と変わらないような身分制度を形づくっている。
・李王朝は「両班(ヤンバン)(貴族) 中人(チユンイン)常民(サンミン)奴婢(ノビ)白丁(ペクチヨン)(被差別民)」という厳格な世襲身分制度の国だった。
 奴婢(両班家に所属する農奴)は、主人たちの食べ残しを雑穀飯の上に広げ、かき混ぜて食べたものこそ「ビビンバ」だ。
・「韓国伝統芸能」の1つに「病身舞(ビヨンシンチユム)」がある。これは、宴席でも、余興として演じられる。
 身障者、大体の場合は、脳溢血の後遺症がある人の仕草の真似を演じて、酔客みんなが笑い転げるのだ。
・韓国では「高齢者であること」も差別の対象だ。
・韓国の新聞報道を丹念に追っていけば、2011年12月9日の『韓国経済新聞』で、「男性連帯という民間団体の推計では(韓国の売春婦は)189万人」という数字に突き当たる。
・「使い回し禁止条例」がある国の衛生感覚
 ①ホテルレストランの店員に手洗いを定着させるのに1年かかった。
 ②冷麺スープを注ぐ柄杓を店員がそのまま口をつけて飲みバケツに戻す。
 ③従業員が、自分が食っていた飯の残りをジャーに入れて混ぜると、そこから飯を盛って持ってきた。
 ④韓国の食堂では、キムチの他に、さまざまなサービス品が付くのが当たり前だ。客の残した品々が使い回しされるのも当たり前だ。
・ソウル市は「使い回しを4かい摘発された店は営業停止処分にする」との条例を制定した。その取締期間は事前に告知される。
 4回も摘発される店があるはずがない。

23

15.03


間違いだらけの抗ガン剤治療 

梅澤 充

ベスト新書

・抗がん剤治療と免疫治療の両者は、現在一般的に反目しあう治療であるかのように誤解されていますが、実は両者が一体となった時、お互いの治療効果が最大限に患者さんの幸福を導き出すものであると考えられます。
・ガンは大きくならなければ、怖い病気ではありません。「ガンを小さくするのではなく、大きくさせないことだけを考え、うまく付き合う方法」はあります。
・いかなる戦いも、相手を知ることから始まります。
・切除不能ガンに抗ガン剤は必要不可欠。しかし、奏効率(治療によりガンが半分以下の大きさになった患者さんの割合)の向上だけ追い詰める現在の抗がん剤治療では、患者さんはつらい思いをするだけで決して満足がいくほど長生きすることはできません。
・免疫力だけでガンが縮小するなどということはほとんどありません。しかし、ガンの増大を阻止しようという健気な免疫力は、確実に存在しているのです。
・発生した「ガンの存在そのものが、免疫を活性化させる最高の刺激」になっている。
・免疫活性を上げる最大の原動力は、ガンそのものです。
・ガン患者さんの寿命は、笑いが多いほど長くなるという、科学的な統計データも存在します。
・免疫力だけでは、治療効果はないものの、わずかな抗がん剤を使うことで、免疫力が生かされる。
・抗がん剤はその使用量が多くなればなるほど、免疫細胞もたくさん殺してしまいます。
・免疫力をそがないレベルのごく少量の抗がん剤治療は、非常に有効ではないかと考えられます。
・“休眠療法”「ガン細胞をたくさん殺すことばかり考えるのではなく、ガンと同居して長生きしよう」という療法。

22

15.03

 

日本が嫌いな日本人へ 

呉 善花 

PHP 

・日本人は、他人より上に立とうとする意志を表に出すことを恥とするから、実際にはそれぞれ内に秘めた夢があるのかもしれない。そうも思うが、中国人や韓国人からすれば、やはり日本人はことさらに大きな夢をもつことなく一所懸命に働くことのできる、不思議な人たちに見えるのである。
・「いわなくてもわかる」と、国際社会の誤解
・「一億中間層社会」は日本の素晴らしい個性である。
・ものごとをよりよいものにしていこうとする場合、日本人は欠点を探し出してそれを直していくやり方をとろうとする傾向が強い。・・・一方、欧米をはじめとする諸外国では日本人とは逆に、よい点を探し出してそこを伸ばしていくやり方をとろうとする人たちが多い。
・日本のODAが誤解される理由は「援助の精神」にある。一方的に助ける援助ではなく、協力関係こそが正しいODAである。
・中国・韓国いずれの場合にも共通するのが、「日本から援助を受けている」という立場に立ちたくないという意識である。これは、戦前の軍事行動と植民地化の問題にからむ反日意識よりは、周辺民族を文化的に遅れた蛮族と見なす、中・韓の伝統的な中華思想に大きく支えられたものだ。歴史的に蛮族と卑しんできた日本から援助を受けているとは、自らの誇りを保つためにはなんとしても認めがたいことなのである。
・日本の援助に対して国際的な評価がよくない理由の最大のものは、欧米的な慈善の精神と中・韓に特有の自国中心的な周辺民族蔑視の思想にある。華人系を除く東南アジア諸国からは逆に高い評価が与えられていることも、それを物語っているのではないだろうか。
・日本の平和主義はきわめて強固な実質主義に支えられたものであって、どこかの大国のように、原則ばかりを豪語するような空疎なものではない。しかし豪語しない原則には多くの諸国が耳を貸そうとしない。
 日本が外国にしばしば「理念なき国」といわれるのも、原則を豪語しないために理念がなかなか見えてこないからである。そのため日本の外交を、原則なき実質主義(実利主義)外交と理解する国も少なくない。
 理念の見えない国の国民が、ほんとうに強固な平和主義者なのかどうかと、そう首を傾けるのがいまの世界の「普通の国」だと思う。だから日本は、諸外国以上に平和主義の原則を高らかに豪語すべきである。強情なまでに豪語して原則的な姿勢をもっともっと強固に押し出し、諸外国には真似のできない、実質の伴った平和外交を大々的に展開すべきである。
・韓国人や中国人には、自己と自我とがよく区別されておらず、自我を強く主張することが自己主張だと思っているきらいがある。それに対して日本人は、どこか「無我」を理想として追求しようとするところがあり、そのため我執(がしゆう)はことのほか卑しい態度と感じられている。近年、日本人のあいだに醸成されつつある「嫌韓」なるものの正体も、韓国人の強い自我主張に対する嫌悪の情だと思う。
・世界にはいまだゴリ押し的な主張が有効性を発揮するところがあるのは事実で、日本人が一般にそういう態度に弱い(負けをきめこむ)のも確かだ。そのため、思うように前に進めない現実については、日本人はもっと戦略的に身を処すべきではないだろうか。
・韓国人とつき合うときの難しさかもしれないが、韓国人は敬意を示されることを喜ぶと同時に、へり下った相手を見下すのである。・・・それは形だけのものと見え、何か下心があるのではないかと思うばかりではなく、卑屈な人間とも感じられてしまうのである。
・日本的な企業システムとは、アジア的なものと西欧的なものとの絶妙な組み合わせから生み出された独創的なものであって、いまだ有効性を失ってはいない。年功序列や終身雇用などをあげて、それを日本的な企業システムだというのは、大きな間違いである。柔軟性さえ失うことがなければ、集団の能力と個人の能力がバランスよく発揮されるすぐれたシステムであることは疑いない。スピィーディーに協調関係に入れる日本人の国民性を生かし、個人の能力を集団内部で大切に育てていくことのできる高度なシステムが、その本体である。
・「日本の会社ではだいたい、上から命令されたから働くとか、管理が厳しいから働くというよりは、現場の者が自主的に協力し合って働くようなシステムになっているところが多いと思います。そこで従業員相互の関係も含めて、自由で働きやすい場となっていればみんなよく働くし、そうでない職場ではなかなか労働意欲が起きない、そうなっているように思います。」
 この意見は、「日本人は自律性を欠き、集団や組織への帰属意識が強く、周りの評判を気にする集団主義者だ」といった「日本異質論」とはおよそ正反対の現実を物語る。そこでは、働く者たちの協調性と自発性に多くが委ねられているのである。
・近代化と西洋化とはイコールではない。しかしイコールではないということは、アジアで最初に近代化をとげた日本によって、初めて証明されたことだ。
・日本の資本主義のプロセスにあたってもまた、先進的なものによる伝統的な日本の巻き込みという、日本文化の自然な力学が大きな作用を果たしてきたはずなのだ。
・日本社会は、単に経済規模の大きな豊かな社会であるばかりではなく、全世帯の九割が中間層を占める、世界でも最も分配の平等が進んだ社会である。所得五段層の最上層と最下層の格差はわずかに四倍にすぎないが、EU圏では平均七~八倍、アメリカではじつに十四倍となっている。
・松下幸之助氏曰く、
 「民主主義社会における治安、秩序というものは、厳しい法律を作り、警官を増員することによって保っていくべきものではない。国民一人一人が、良識をもって、自主的に国全体の秩序を保っていく、極端にいえば、一つの法律、一人の警官がいなくても治安がピシッと保たれる姿が望ましい」
 この言葉は、「国民一人一人が良識をもって、自主的に」整然と社会的ルールを守り続けているという日本の現実なしには、いくらしようと思ってもできる発言ではない。

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15.03


日本が戦ってくれて感謝しています 

井上和彦 

産経新聞出版 

・マレーシアをはじめ東南アジア諸国では、日本軍は“解放軍”として歓迎されていたのである。事実、マレーシア航空の機内誌(2002年8月)には、≪日本のイギリスに対する勝利は、長くヨーロッパの植民地でありつづけたアジア人の意識の中にあったヨーロッパ列強の無敵神話を見事に粉砕したのである≫と記されている。
・中国や韓国が仕掛けてくる“歴史問題”の本質は対日外交・軍事戦略である。
・中国側から提起されているいわゆる“靖国問題”の本質は、日本のアジア地域における軍事的プレゼンスの高まりに対する牽制(けんせい)である。
・韓国も同様で、彼らのいう“歴史問題”の本質は、日本との外交交渉を有利に導くための戦術であると同時に、国内問題のはけ口として、あるいは民族意識高揚の手段として都合よく利用されているに過ぎないのである。
・当時、多くのアジアの人々は日本軍を大歓迎し、とりわけ欧米列強の植民地支配に苦しめられてきた東南アジアの人々は、宗主(そうしゆ)国の軍隊を次々と打倒してゆく日本軍の姿に拍手喝采(かつさい)したというのが事実なのだ。
・フィリピンは、スペインとの独立闘争が終わるや、今度はアメリカと戦わねばならなかったのである。白人の優越感や(おご)りは、有色人種の自由と希望をいとも簡単に奪っていったのだ。
・フィリピンのディゾン画伯は言う。「当時、白人は有色人種を見下していました。これに対して日本は、世界のあらゆる人種が平等であるべきとして戦争に突入していったのです。」
・戦争は悲劇であり、これを望む者はいない。
 しかし、父母兄弟、妻や子をそして祖国を(まも)らんとして戦陣に散っていった幾百万の将兵たちは、至純の愛をもって戦ってくれたことを忘れてはならない。
・ペリリュー神社に、敵将・米太平洋艦隊司令長官C・W・ニミッツ提督から贈られた賛辞の石碑がある。
 「諸国から訪れる旅人たちよ、この島を守るために日本軍人がいかに勇敢な愛国心をもって戦い、そして玉砕したかを伝えられよ」
・ABCD包囲網によってあらゆる鉱業資源を断たれた日本は、資源確保のために自ら行動するほかなく、自存自衛のためには「戦争」という究極の選択しか残されていなかった。
 そして見逃してはならないのが、政治家をはじめ全国民が座して滅亡を待つことを許さなかったという当時の日本の世論である。とにかく当時の国民は(こぞ)って軍部に期待していたのであり、軍部が独走して戦争を企図したなどというのは、軍部にすべての責任をなすりつけようとする卑劣な責任転嫁でしかない。
・後のタイ王国首相ククリット・プラモードは、言った。
 ≪日本のおかげで、アジアの諸国はすべて独立した。・・・今日東南アジアの諸国民が、米英と対等に話ができるのは、いったい誰のおかげであるのか。それは身を殺して仁をなした日本のおかげである≫