解雇ドラマ > 文科省とのやりとり

場面1 「平成24年度のカリキュラムが組めない状況のため、副学長、やむなく文科省高等教育課に相談する」

学長室。学長、副学長らしき人影が見える。その他、2、3の影も出入りしている

教員12: 「平成24年度は商経社会総合学科の学生4名が留年となり、この4名の学生が卒業できるようにするために、必要な教育体制を維持する必要があるが・・・」

教員13: 「しかし、法人は労働契約の合意解約に応じていない教員8名の解職手続きを進めている。残る教員は既に合意解約に応じており、平成24年3月31日付で退職することになっている」

学長: 「これでは、平成24年度のカリキュラムを組むことができない・・・」

副学長: 「文科省高等教育課に相談するしかないと思います。多分、よいアドバイスが貰えるかと・・・」



場面2(つづき) 「法人と短大の関係者を文科省に呼び、カリキュラムの調整をしたい旨の指示がある」

副学長が電話を掛けているらしい声が、ぼそぼそ聞こえる。

ナレーション: 副学長は文科省高等教育課に対して、現時点で退職を決めていない8人の教員及び学長、副学長の体制で平成24年度のカリキュラムが組めることを説明。

ナレーション: これを受け、3月23日(金)、文科省高等教育課からは、法人と短大の関係者を文科省に呼び、カリキュラムの調整をしたい旨の指示があり、3月27日(火)午後が指定される。



場面3 「ところが前日(26日)午後遅くになって、文科省高等教育課から連絡が入る」

副学長室。副学長がパソコンに向かって、何やら書いている。電話の呼び出し音。

副学長: 「はい、副学長です」

電話の声: 「・・・、法人から平成24年度のカリキュラムについては懸念はないので、文科省で短大側と会う必要はないとの連絡がありました。なので、三者が会う意味がなくなりました。なので、明日はお出でにならなくて結構です」

副学長: 「しかし、現時点では平成24年度の運営に必要な教員が確保されていません。こんな事ではカリキュラム委員長としては責任が持てません」

副学長らしき声がぼそぼそと聞こえる。短大の現在の状況を説明しているらしい。

副学長: 「・・・なので、学生の教育体制を整えるために、何かいい助言を頂ければと思いますが」



電話の声

電話の声: 「えー、それでは、あのー、・・・法人が言うように、皆さん労働契約の合意解約に応じ、特例措置による任期採用に応募するのがよいのではないでしょうか・・・」

副学長: 「・・・」


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