GALにおいて、
理解とは、強度空間における位置の把握のことになります。
その表記はまず、以下のようになります。
@X.A⊃B⊃C⊃...⊃
@記号にて強度空間Xは、その状況に付けられた名前となります。
この状況に付けられた名前つまり強度空間を「強度列」と呼称します。
(強度列は省略可能です)
続けて強度空間A,B,C...を強度連関記号にて結合します。
その後、強度空間についての記述は、インデントを使用したブロック記述となります。
この際、順序記号#nで強度空間を表現します。
以下に、例を示します。
「JohnはEddyを殴って街へ逃げた」は以下のように表現されます。
[John.bt†(Eddy)].escp†(→Town)
これを世界表記すると以下のようになります。
@#1経歴.John⊃Eddy⊃Town⊃
[#1.bt†(#2)].escp†(→#3)
となります。
つまり、GALはウナギ文で解釈されますから、
ある状況下で、「John」、「Eddy」、「Town」を順番に並べて書くだけで、
意味は通るようになる、と想定しています。
これが「私はうなぎです」の意味です。
「私はうなぎです」を敢えてGALの世界表記で書けば、
@私=うなぎ⊃
#1.order(#2)
となります。
この世界表記の「私=うなぎ」の部分が、
日本語で「私はうなぎです」になるというわけです。
ですから、ここで日本語がコプラとして対応関係記号を用いるかどうかは、
GALにとって、本質的な問題ではありません。
「=」の代わりに「⊃」としているだけの話です。
ここで、
@#2屋.私=うなぎ⊃
#1.order(#2)
と記述し、うなぎ屋で「私はうなぎです」と言っていることになるのが、
本来なのでしょう。
これが強度列で、例文では「John経歴」となっています。
しかし、ウナギ文がここまで習慣化された今では「私はうなぎです」という
記述だけで意味が通っています。
したがって、記述者に意味が通るような状況であれば、
強度列の「表記」は省略可能となるわけです。
ただし、強度列自身がなくなるわけではありません。
なぜならば、この強度列こそが、「6.4 <>表記」で出てきた「順序の主題」です。
つまり、GALの解釈では、世界(を理解する)とは、
強度列を強度連関で結合しているその順序付けそのもの、のことです。
ただし、以下のように考えれば、この世界表記は、
本質的には、λ表記と同じものです。
・強度列⇔λ関数名
・順序記号⇔変項
・強度空間の連関⇔関数の適用
ただし、使い方は、λ表記よりも融通が利きません。
むしろ、λ関数の引数となる強度空間に、強度列が想定される場合、
インデントを利用して、ブロック記述した方が、
理解しやすいと思われるので、その場合に当該表記を推奨します。
また、世界表記は前述のλ表記、後述のループ表記とも、併用できます。
その際は、順序記号の代わりに変項を使うことになります。