2004/11/20
酒田北港 離岸提




 実釣時間は午前4時半〜午前9時半。なぎさ丸での渡しだったが、もの凄い濃霧で視界10mほど、かなり慎重に航行しないと離岸に激突するくらいの濃霧。弱風だが多少断続的に雨がパラつく。波は0.5〜1m程度。風が無いので釣りはしやすい。気温は10℃くらいだが、海は暖かいようだった。釣れる魚が暖かかった。

 夜明け間近の時間からのスタートだったので、根魚より回遊ものに狙いを定めて、投げサビキを開始。開始して15分くらいで同行者にアタリがきた。ダブルで20cm程度のアジ。続けて24cmの良型のアジ。MKTにも20cm程度のアジが断続的に。ウキが勢いよく沈むので期待してしまうのだが、意外と釣れる獲物は小さい。
 
 薄明るくなるころ、たまに20〜25cm程度のサバが混ざるようになった。サバはかなり暴れるので、サビキの場合は多少強引に上げないとオマツリしてしまうので少々やっかいだ。

 少し、ボイルの気配がしてきた。かなりの範囲で水面がざわつく。ルアーのチェンジして30分ほど頑張るが全然掛からない。明るくなってきて、よ〜く水面を見てみるとボイルの正体は小アジを追ったサバみたいだ。大きな魚影は見えない。ボイルも、いつまで経ってもパチャパチャとサバ&小アジのみ。

 だが突然、バイブレーションを投げていた同行者のルアーロッドがいきなるしなる!

水面のラインが速い速度でグリグリ移動するところを見ると回遊魚だろう。やっとポンピンク゜してあがったのは丸々太ったイナダ(ブリ)41cm。本当に凄く太っている。

  
  
ホント、腹もパンパンな41cm。カンパチみたいな体形をしている。

 あいかわらずミニボイルが続いているので、サビキをボイルの中に入れてみるが、やっぱ釣れるのは小型のサバ、アジ。しかもサバは20cm程度しか釣れなくなってきた。太陽も出てきたので、今日はこんなもんかなぁ・・・と思っていると、同行者のルアーロッドがまたしなる。

・・・・がロッドのしなりが微妙。掛けた本人も微妙な表情。すぐバラしてしまったが正体はサバみたいだった。そしてまた、まったりと時間が過ぎていく。

 ふと・・・なぎさ丸船長が、
「弓ヅノでカツオなんか釣れてるよ。」
って言ってたのを思い出した。

 弓ヅノは持っていないが、ミノーで水面をバシャバシャしたらどうかな?試しにイレギュラー的に狂ったようにミノーを水面でポッピングさせてみた。

 
するとどうだ!今まで気配が無かった大物が次々と狂ったようにミノーを襲ってくるではないかっ!目を疑った。まるでピラニアの集団のごとき襲いようである。そして、これが今日の完璧なヒットパターンとなった。

 驚きを隠せぬまま投げた3投目・・・

、ついにガバッ!と水面を割って食いついた!

 ギューン!!

 とロッドが絞りこまれた。水面のヒットなので遠くでもギラギラした魚体が見える。暴れようが目視できるので凄く面白い。右に左にかなりの速度で暴れる。そして、散々暴れた末にあがったのは、47cmのサワラ。細身の魚体ながらハイスピードで暴れる好ファイターだ。

  
  
今回の大爆釣の口火を切ったサワラ47cm

 それからは2時間という長時間の間、このハイパワーなイナダとサワラとの格闘劇が続いた。すべてトップで食うので面白い。しかし1投1アタックしてくるが、トップで、しかもスピードのあるイレギュラーアクションゆえにフッキングに難があった。ヒット瞬間にバレるもの、途中でバレるものなど、なかなかキャッチまで結びつかない。ちゃんとヒットした場合、1〜3分程度のバトルとなるので、目の前でバラしたりすると、かなり時間のロスになる。

 もう、一匹ずつ写真撮っている余裕なんて無いぞ(笑

 結局のところ2時間で食いついてからキャッチできた率は1割程度だったと思う。しかしバラし多数とはいえ本当に腕がパンパンになるほど次々とバトルしたので、かなり満足。
人生最大の爆釣劇でした。

  
  
次々釣れたイナダとサワラ、最小36〜最大48cm。大半が40cmオーバー。やっぱ回遊魚は面白い。

 なお、ミノー系などのリアル成型のポッピングには高反応だったが、ポッパーを使うとほとんど興味を示さなかった。どうやら、魚っぽい形とポッピングの2要素が必要なようだった。メタルジグの速引き・ジャークなどにも無反応。バイブレーションはまぁまぁ・・・といったところ。不思議なヒット・パターンだった。サバのボイルと関係があるのかな?違う場所では底狙いのメタルジク速引きが良かったみたいだけど。






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