2006年8月29日 愛知県
今日も新規採集ポイント探し。
平日の昼だというのにまた来てしまった。
樹液が出ているクヌギを探すには、
原始林のようなひとの手が入っていない場所だと期待できないようです。
人間の手が入っている林、森に多い。
(1)椎茸栽培や炭焼きでクヌギの木を使っているところ、使っていたところ
(2)腐葉土を利用するために、ひとが森の手入れをしているところ、かつてしていたところ
このあたりだと、樹液を出すクヌギが何本かあるところには、
炭焼き場の跡があることが多い。
小島啓史氏の『クワガタムシ飼育のスーパーテクニック』によると、
ボクトウガの幼虫が樹皮下を食い荒らし樹液を出すのだそうです。
それで標高が高いところにはこのボクトウガが生息しないので、
樹液をだすクヌギが少なくなる。
樹液採集をしているとボクトウガをよく見ます(下の写真は以前撮ったものですが)。

(愛知県 2005年8月3日) (愛知県 2005年8月5日)
(写真左のクワガタはコクワガタです)
では、ボクトウガと里山環境とのあいだに関連があるのでしょうか。
今日はだいぶ奥まで歩いていったら、樹液の出ているクヌギが2本あった。
でもなにもいない。


車が見える、道に出たのでしょうか?

うぎゃっ!!

最初に見つけたポイントは木の向こうの山の中でした。
もう少しふもとのほうで、樹液が出ているクヌギを発見。
でもそこにもなにもいない(この時期だとクワガタやカブトムシが
いないのは普通ですが、スズメバチもいなかった)。
田んぼの傍らで体操座り(「体操座り」は日本全国どこでも通用する言葉なのだろうか)で
思索する女性が・・・と思ったら

向こう側の二つはすぐカカシとわかるけど、手前のは・・・
本当に座っているひとかと思いました。
このあたりでは新しい住宅地や、新たに住宅地を造っているのが気になりました。
車さえあれば、市街地へのアクセスには不便なところではありません。
いずれこういう風景がまったく別のものになってしまうかもしれません。
仕方がないのかもしれません。
ひとが増えれば、どこか新たな場所に住む場所を見つけなければなりませんから。
今日最大の(?)発見。
上の山の写真で、僕が立っていた場所と向こうの山との間の低い場所で
ミヤマクワガタ♀の死体を発見しました。

無残な姿。飛んで来てちょうど着地したところで車に轢かれたのでしょうか。
でも、このあたりにミヤマクワガタが生息していることがわかりました。
これでこのあたりのミヤマクワガタの分布図が少し広がりました
(これだけ山があればいるのがあたりまえ、と言われれば
それまでですが、自分の目で確かめるのが楽しいのです)。
雑木林がまだ続いているので(また市街地よりは涼しい環境なので)、
もっと市街地近くにもいると思います。
採集記は来年の夏まで休みます。