「現代社会の問題を糺し未来の扉を開く会」第四回シンポジウム要約(導入)

特定非営利活動法人『現代社会の問題を糺し未来の扉を開く会』第四回シンポジウムが、2010年9月18日(土)(午後6時〜8時30分)アルカディア市ヶ谷(私学会館)においてラウンド・テーブル形式で行われました。

【第1部】鼎談「医療現場の声」

【第2部】アンケートへのお答え及び質疑応答

◎パネリスト 平野明夫  忠岡信彦  千葉 糺

以下、その要約をまとめ、ご参加できなかった方々にもひろくご報告したいと思います。会の最後に第五回シンポジウムの予告として、評論家・金美齢先生をお迎えして開催されることが話されました。
これから3回に分けて今回のシンポジウムの模様をWeb上で再現していきます(敬称略)。

『現代社会の問題を糺し未来の扉を開く会』第四回シンポジウム要約

はじめに・理事長挨拶

(千葉)現在、社会では安全で完全なる医療が要求され、「善い医者」が求められています。 医療ミスへの訴訟の報道も頻繁にされています。それに対し「立ち去り型サボタージュ」という言葉に象徴されるリスクの高い医療には かかわりたくない、という医療の変化もあちこちで起きています。産婦人科や小児科がその町にはないという現象もその一つです。 この問題について日々、何十人あるいはそれ以上の単位の地域住民の医療に携わっているここの二人の医師は、現状をどう考えているのか。今回は皆様方からいただいた声を視野に入れて、医療現場の生の声を聞き、医者がそして患者が考えるべき問題点を掘り下げていきたいと考えます。最近は大人になっていない人間が実に増えています。自分の言葉ではなく、誰でもが言っていることを安心してオウムのように繰り返し言い続ける人間が増えています。

今回のシンポジウムでは、崩壊しつつあると言われている医療に関して、本音で自分の言葉で議論し、大いに横道に逸れながら、皆様とご一緒に、有意義な時間を共有できればと関係者一同、ooo心から希望しています。 今回のシンポジウムの進め方ですが、ラウンド・テーブル形式という初めての試みですので、上手くいくか自信がありませんが、これから75分ほど、3人で議論をしてまいります。 その後、皆様方から事前にいただいたアンケートには、圧倒的にご本人、ご家族も含めて「癌」についてのご質問が非常に多かったので、それについてお答えする形を取りたいと思います。最後に質疑応答、という順番に進めたいと思います。

昨日、読売新聞社に今日のシンポジウムの紹介記事が掲載され、それをご覧になってご参加くださっている方々もいらっしゃいますが、お手元の資料は、昨年11月に「高齢化問題という『問題』について」、「年金問題という『問題』について」という二つのテーマで行ったシンンポジウムの要約です。後ほどお読みいただければ幸いです。 昨年11月のシンポジウムは、社会保障の大きな2つの問題について駆け足で話し、総論的なものに終始しましたが、終わってすぐに、ここの2名のパネリストからいつかもっと身近な医療問題について掘り下げて話したいという有難い熱意に、是非扱いたいと思い今日の開催に至りました。ただ、高齢化問題にしても年金問題にしても総論的なことは必ず押さえておかないといけないことですから、絶対に必要なことだったと思っています。

議論に入る前に、多くの方々が注目・ご関心のあることに平野先生のその松葉杖姿だと思います。今日のテーマに関係なくもないかも知れませんので、松葉杖に至った話をお披露目していただきたいと思います(笑)。

(平野)実は座っている下は半ズボンなんです(笑)。 今日は司会の平部さんの介助の元で、この会場にえっちらおっちら松葉杖で参りました。患者さんから「先生どうしたんですか」と聞かれ、毎日40回ぐらいしているので慣れっこの話なんです(笑)。実はですね、私の恩師が教授を退官なされ日曜日に、「遊びに来いよ」と言われたのです。海に行っておいしい魚でもお土産に持っていこうと思ったわけです。二十歳ぐらいからサーフィンをやっていますので、行ったついでにサーフィンをして、浅い砂の中に足をつっこんで骨折してしまいました。それで夏を棒に振りました。結果、このシンンポジウムの打ち合わせも遅れに遅れたのですが、何とかこの場に来ることができました。皆様に奇異な印象を与えているのはそんな理由からです(笑)。

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