ファンタコラム

  1. ファンタの世界史
  2. ファンタの日本史
  3. ファンタの名前の由来
  4. ファンタのデザイン
  5. ファンタの缶サイズ

ファンタの世界史

ファンタは第二次大戦下、ドイツのコカ・コーラGmbH(株式会社)で開発されました。ドイツではコカ・コーラの原材料不足から、代替製品の開発が進められ、その成果がファンタというフルーツ飲料になりました。「ファンタ」という名前は、1941年にこのドイツで最初に登録商標として登録されています。ファンタはこのときから、香料を使用したソフトドリンク、いわゆるフレーバードリンクだったのです。大戦後、The Coca-Cola Export Corporationが商標を買い取りました。

1955年4月にイタリアのナポリでファンタが復活し、そのとき、私達が今日よく知っているファンタオレンジとして販売されました。

日本では1958年に販売が始まりました。この年に発売されたのは、オレンジ、グレープ、クラブソーダの3種類です。炭酸入りフルーツ飲料として、競合するものがなかったため、好調な売れ行きだったようです。

アメリカでは1958年に試験販売が承認されました。販売されたのは、なぜか日本より遅く、1960年のこと。アルゼンチンでも1961年から販売が開始されました。

アメリカではその後、1984年にダイエットファンタが販売されていますが、現在一部地域でのみ缶入りで販売されているようです。日本では販売当初からファンタといえば無果汁ですが、ヨーロッパでは果汁入りが一般的となっています。

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ファンタの日本史

日本におけるファンタの歴史は、年表形式で記述します。

年月 ボトラー イベント
1957(S32).6   日本飲料工業(株)設立
1958(S33).3   日本飲料工業(株)は日本コカ・コーラ(株)と社名変更
1958(S33).4   ファンタオレンジ,グレープ,クラブソーダのレギュラーサイズ瓶を販売開始
1963(S38).3 北海道 北海道でファンタの販売開始
1968(S43).1   ファンタオレンジ,グレープ350ml缶
1971(S46).5   ファンタオレンジ,グレープ250ml缶
1972(S47).6   ファンタオレンジ,グレープ500ml瓶
1974(S49).1   ファンタアップル500ml瓶
1974(S49).9   ファンタレモン250ml缶
1974(S49).11   ファンタアップル350ml缶
1975(S50).4   ファンタオレンジ1L瓶
1975(S50).5   ファンタグレープ 着色料を天然色素(ぶどう果皮色素)に切替えたら白色沈殿、製造中止
1975(S50).7   ファンタゴールデングレープ
1977(S52).7   ファンタグレープ新発売
1978(S53).4   ファンタレモン350ml缶
1979(S54).1   ファンタレモン200ml,500ml瓶
1979(S54).3   ファンタグレープ1L瓶
1980(S55).4   ファンタレモン1L瓶
1981(S56).11 三国 ファンタフォーミュラ変更,ビタミンCを強化,テスト販売
1982(S57).4 全国 ファンタフォーミュラ変更,ビタミンCを強化
1982(S57).9   ファンタオレンジ,レモン300mlボトル
1983(S58).4   ファンタグレープ300mlボトル
1984(S59).7   ファンタフルーツパンチ200ml瓶,250ml,350ml缶,500ml瓶
1984(S59).7   ファンタクラブソーダ300mlボトル
1985(S60).5   ファンタオレンジ1.5LPET
1985(S60).5   ファンタフルーツパンチ1L瓶,1.5LPET
1986(S61).5   ファンタグレープ1.5LPET
1987(S62).4   ファンタパインフルーツ200ml,1L瓶,1.5LPET
1987(S62).6   ファンタパインフルーツ300mlボトル
1988(S63).4   ファンタメロン,アップルミックス350ml缶
1989(H1).4   ファンタピーチ350ml缶
1990(H2).2   ファンタトロピカルパンチ350ml缶
1991(H3).4   ファンタ青りんご350ml缶
1992(H4).2   缶の価格改定100円→110円
1992(H4).4   ファンタマスカット350ml缶
1993(H5).3   ファンタグレープフルーツ350ml缶
1994(H6).2   ファンタスカッシュパンチ350ml缶他
1994(H6).5 全国 ファンタデザイン変更(C),世界的な変更
1995(H7).1 コカ・コーラ アジア・パシフィック研究開発センター(株)設立
1996(H8).3 全国 ファンタクリアーパイン350ml缶他
1996(H8).4 全国 ファンタデザイン変更(C+),フレーバー変更(味は変わるが成分値変更なし)
1997(H9).1 近畿 ファンタデザインNewの文字を取る
1997(H9).3 近畿 ファンタレモン新発売(Newの文字 上部に黄色の帯)
1998(H10).2 全国 ファンタデザイン変更(D),ブランドロゴ変更,微炭酸
1998(H10).3   缶の価格改定110円→120円
1998(H10).5   ファンタオレンジ,グレープワールドカップ記念350ml缶
1998(H10).8 中京 ファンタゴールデンパイナップル500mlPET
1998(H10).10 北陸 ファンタグリーンマスカット500mlPET
1999(H11).4 近畿 ファンタクリアピーチ200ml缶(中山エミリ)
1999(H11).4   ファンタクリアピーチ160ml缶×6,350ml缶,500mlPET,1.5LPET
1999(H11).4   ファンタクリアピーチ350ml缶他
1999(H11).5   ファンタ南の島ブレンド350ml缶,500mlPET,1.5LPET
1999(H11).7 全国 ファンタオレンジ、グレープ340mlPET(ポケットボトル)
1999(H11).8   ファンタメッセージ変更,新発売→(消滅)
2000(H12).3   ファンタデザイン変更(E+), ブランドロゴ変更
2000(H12).3   ファンタさっぱりリンゴ160ml缶×6,340mlPET,350ml缶,500mlPET,1.5LPET
2000(H12).6   ファンタすっきりライチ160ml缶×6,350ml缶,500mlPET,1.5LPET
2000(H12).9   ファンタあっさりベリー350ml缶,500mlPET,1.5LPET
2001(H13).4   ファンタファンキーレモン160ml×6,350ml缶,500mlPET,1.5LPET
2001(H13).8   ファンタラ・フランス350ml缶(近畿/利根),500mlPET,1.5LPET
2002(H14).3   ファンタデザイン変更(G+), ブランドロゴ変更
2002(H14).3   ファンタ「 I NEED FANTA」キャンペーンスタート 「ティーンの日常のモヤモヤ(ちょっとしたストレス)をすっきりさせてくれる飲み物」、というコンセプト
2002(H14).3   ファンタオレンジ,グレープ モンスターズインクタイアップ 280ml缶,350ml缶,500mlPET,1.5LPET
2002(H14).3   ファンタフルーティーグレープフルーツ160ml缶×6,350ml缶,500mlPET,1.5LPET
2002(H14).4   ファンタオレンジ,フルーツパンチ 390mlボトル缶(セブンイレブン限定)
2002(H14).5 都市部 ファンタオレンジ,グレープ 275mlボトル缶
2002(H14).6 全国 ファンタホワイトピーチ 160ml缶×6,350ml缶,500mlPET,1.5LPET
2002(H14).10   ファンタゴールデンアップル 160ml缶×6,500mlPET,1.5LPET
     
     

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ファンタの名前の由来

ファンタは名前の由来は、Fantasy(空想)、Fantastic(空想的な、実に素晴らしい)から来ていると言われています。

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ファンタのデザイン

日本では、ファンタのデザインは、以下のように変遷しています。記号は私が勝手につけているものです。私は特にBデザインが好きです。シンプルで洗練されていると感じています。


#A   A-A3       C+
1957-1974   1974-1987   1988-1994   1994-1996   1996-1998
#A A3 B C C+
  D+   E+   G+   H+
1998-1999   1999-2000   2000-2002   2002-2006   2006-
D D+ E+ G+ H+

と変遷してきています。

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ファンタの缶サイズ

日本では、ファンタに限らず缶ジュースなどは350mlが主流とも言えますが、世界的に見るとファンタにおいてこの缶サイズを採用している国はほとんどありません。下の図では、オーストラリアのファンタをもとに、各国の缶サイズを比較しています。

Size


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Last Update:2006-05-06