〜〜「二人の気付き」続編〜〜

「ねえ、あの二人、今日が本当に初夜らしいわよ〜。」

「え〜!?清四郎、まだ手を出してなかったの?」

「そうみたいよ〜。奥手よね。」

「悠理が抵抗したのかな?」

「確かに抵抗されたら清四郎でも大変そうだよな。」

「っていうか、あの二人の・・・ってちょっと想像できないわ〜。」

「想像しなくてよろしくてよ。可憐。悪趣味ですわ。」

「ん〜、あの二人にそういう雰囲気が生まれることからして

想像できねえな。」

「魅録は悠理のこと女として見てないからだよ。清四郎は違うんじゃないかな。」

「美童は分かるってか?」

「悠理は可愛いところあるよ。」

「そうね、確かに。可愛いとこあるわよね。」

「昔、雲海和尚に想いを寄せていた人に乗り移られたとき、とても

可愛かったよね。」

「あの時は本当に可愛い悠理でしたわ。恋をするとあんな感じに

なるのですかしら。」

「だとすると清四郎はあんな悠理ばかり見ているのか?」

「きゃ〜〜♪そうだわ!今日はきっとこのままホテルのスイートに泊まるわよね?

初夜に相応しくいろいろ用意ておかない?」

「やですわ、可憐。さっきも言いましたけど、悪趣味ですわ。」

「そうだぞ。そういうことに首突っ込むなよ。」

「だってきっと悠理ったらタマフクパンツよ〜。そんなんで初夜なんて

ありえないわ。同じ男としてどう思うの?魅録。美童。」

「もしかしたら清四郎はそういうのが趣味かもしれないだろ。」

「そ、それはどうですかしら・・・・・。」

「・・・・ぼくはやっぱり白のレース希望だな〜。」

「そうよ!下着は大切だわ!木綿のパンツはダメよ!」

「可憐落ち着けよ。」

「清四郎はどんな下着かしら?まさか白のブリーフとか言わないわよね!?

どうなの!?魅録、美童。」

「知らねえよ、そんなの!」

「そうだよ可憐〜。興味ないよ〜ぼくたち。」

「分かったわ。よし!2次会までの間、時間があるから、みんなで買出しよ!

魅録と美童は清四郎のパンツとバスローブと、何かお酒。グラスもね。

もしかしたらお酒の力を借りないとだめかもしれないから。」

「本気かよ、可憐。酒はいいけど、何が悲しくて清四郎のパンツ選ばなきゃ

なんないのか・・・。」

「まだ女性物の下着選びの方が良いよ〜。」

「はっ?俺は女性物の下着売り場なんて行かれねーぞ!」

「それはだめよ。他の男が選んだ下着なんて清四郎がいい顔しないわよ。

悠理の下着は私と野梨子で選ぶわ。それと部屋いっぱいの花!

ロマンチックだわぁ。たくさんの花に囲まれて初夜を迎えるなんて・・・。」

「もう可憐たら、すっかりはまっていますわ。」

「美童、おまえのかみさんなんだから何とかしろよ。」

「こういうところが可愛いんだよ。なんだかんだあの二人の為に一生懸命なのさ。」

ライン ドット

「うわっ!!なんだこりゃ!」

「これは・・・・すごいな。」

「すげー花だらけだ!」

「ん?!テーブルにメッセージが。・・・・・やっぱりあいつらか。」

「なんだよ。読めよ。」

「「清四郎、悠理、結婚本当におめでとう!

今夜は二人の初夜だから、みんなでプレゼントを贈ります。

浴室にはバスタイムを充実させる物を置いてあります。

ベットの上の箱はお風呂上りにどうぞ。

お酒の力が必要ならワインをどうぞ。二人に幸あれ!」・・・。

つまり今夜のぼくらの為にいろいろ演出をしてくれたわけですな。

しかし、何であいつらが初夜だと知ってるんだ・・・・・?」

「初夜って何だ?」

「・・・・・・・・・・・。」

「なんで黙るんだよ。」

「つまり、夫婦の営みとか、夫婦生活とか言いますが・・・。」

「???」

「えーい、まったくもう!ようは僕と悠理が初めてセックスをすると

いうことです!」

「セ、セックス〜!?」

「そうです。僕達は夫婦になったわけですから、一応世間一般では

夫婦はセックスをして、愛情を確認したり、子供を作ったりすることに

なっているんです。なんでこんなこと解説しなきゃならないのか・・・。」

「じゃあ、あたいも清四郎とするってこと?!」

「まあ自然の流れから行けば、そうです。必ずしなきゃいけないわけでは

ありませんが・・・・。」

「なんだ。しなくて良いのか。」

「いやちょっと待て、悠理。ぼくはそういうわけには・・・。」

「ん?清四郎はしたいの?」

「そんなストレートな・・・。」

「違うのか?」

「・・・・・・いえ違いません。ぼくは悠理のことを抱きたい。」

「マジ?!」

「マジです。結婚式の前にも言いましたけど、もう我慢できない。これ以上は。」

「清四郎、今まで我慢してたのか?」

「してましたよ。まったくあなたって人は・・・。」

「で、じゃあ、これからするつもり・・・・とか・・・?」

「もちろんです!さあとにかく風呂に入ってしまいましょう。汚れを落とさなくては。」

「あ、あたい先入ってくる!」

「分かりました。隅々まで綺麗にしてきて下さい。」

「うるさいぞ!」

(そうだ。あの箱の中身を見てみますか。どれどれ。

・・・・・・!こ、これは!あいつら〜!男のレース下着ほど気持ち悪いものは

ないでしょうが!却下。普通で良いです普通で。しかし誰のチョイスでしょうかね?

美童あたりか・・・。よし、メールしておこう。「ふざけるな。」送信。)

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