「すげークリソツ。」
「これで胸があったら悠理そのものですよ。」
「あら・・・こんなものですわよ。」
「ばかたれえ!!いくらなんでももうすこしあるわい。」
「見栄ですわよ。」
「なるほど・・・。」
「ないなたしかに。」
「うるさーい!あるって言ってるだろ!よーしよく見とけよー!」
悠理は制服のボタンを外し始めた。
「ちょちょっとお。何する気?!悠理!」
「こいつら何回も言ってるのに分からねーから見せてやるんだよ!」
「何をよ?!」
可憐と野梨子が慌てて悠理の腕を押さえる。
「悠理ったら、皆冗談ですわ!ちょっと大げさに言っただけですわよ!」
「そ、そうだぜ悠理。おまえが女だって分かってるから。」
「疑って悪かったですよ。とにかく落ち着いてください。」
悠理はまだ興奮している。
制服の前はボタンが全部外れて、開いている。
「嘘だー!まだ疑ってるだろー!女だって分かってるだけで、
あたいの胸は真っ平らだって思ってるだろー!」
悠理は並んで座っている魅録と清四郎の後ろに回った。
驚き振り向く二人の腕を取り、それぞれの手を自分の左右の胸に押し当てた。
「なっ・・・・・!?」
「えっ?!」
固まる魅録と清四郎。
「わおっ。」
美童が驚く。
「どうだ!!あたいの胸あるだろーが!」
「悠理!あんたパットの入ってないスポーツブラなのよ!もろじゃない!」
「悠理、手を離してくださいな!」
うろたえる可憐と野梨子。
「わ、分かりました、悠理!」
「ある!あるから!」
魅録と清四郎が慌てて手を引っ込める。
「どうだ〜!!恐れ入ったか!」
ガハハと驚く皆を見て満足げに笑う悠理。
魅録と清四郎はお互いの目を見る。
(思っていたよりありましたね・・・・。)
(けっこうやわらかかったぞ・・・・。)
美童が背後から囁く。
「どうだった?感じた?」
二人がいっせいに美童を睨み付けた。