プレラートがベランダで死んでいるのが発見された朝。
「やめてくれよなこんな朝早くに。」
「こんな時に男がいるってばれたら大変ですよ。怪しいの通り越して
すぐ殺人犯にされますよ。・・・・うわあ、魅録!ブラが出来ない!
ホックをはめて下さい!」
「げえーなにが悲しゅうて男がブラをつけるのを手伝わなきゃなんないんだ!」
そう言いながらもホックをはめる魅録。
「ありがとうございます。・・・・んっ?魅録、口紅がはみ出していますよ。
ちょっと。」
清四郎は魅録の手から口紅を取ると、魅録の顎に手を添え、
唇に添って綺麗にラインを引きなおした。
「うっ清四郎のドアップ。」
魅録は慌てて目を瞑る。
「よし。」
「・・・・おい、なんだか変な気分だぜ・・・。」
「僕だって出来れば女性の唇を凝視したいですよ・・・。」
黙々と支度を進めていく。
「なあ、清四郎、これで二人目な・・・・ぐえっ。」
清四郎を振り返った魅録はダメージを受けた。
「早くスカートはけ!ストッキングだけはヤバ過ぎる!」
「魅録だってさっき同じ格好をしていましたよ!」
「あー早くここから帰りてえ。」
「同感ですな。」