ジャンダルム縦走(&西穂高岳、奥穂高岳) (3)


夕方、山荘の西側に出てみた。


雲海の向こうに夕日が沈む。

(実はこの谷間は下山路だった。)


左90°に視線を移すとジャンダルム(↓波打つ稜線の最高点)が見える。
奥穂高山荘からだと、こんなに近くに見えるんだ〜・・!
“あこがれのジャンダルム”の表現がよく理解できた。
日没後、また山荘東側に出てみた。

 右の明るい所は
 上高地・徳沢付近かな?

 いくら何でも松本は遠い
 (30〜40km?)し・・・。

9月19日(午前は晴、午後雨))
昨日は20:00頃就寝した 3:45に目が覚めた。8時間弱寝ている。十分だろう。
薄暗いロビーでセルフサービスのコーヒーを飲んだ。朝食を頼んでいない人達が、自分で朝食を用意していた。

 さて、だんだんに
 日の出だろうか?

 厚手のカッターシャツ
 で 若干寒いが、長居
 できない程の寒さでも
 ない。

 大量の防寒着は、
 何のためだったの〜?
 (今週は暑かった。
 翌週から寒くなった。
 難しい・・。)

 朝食(5:15)後、
 御来光〜!


6:00下山開始。

白出沢のガレ場を延々と下る。
2時間近いだろうか?

正面に、笠ヶ岳が見えている。

どこを歩いても良いが、お勧めの所にペンキマーク(→写真左下隅)がある。

今日は、私が余裕だった。他の生徒は2回程転倒したりしたが、私は、無転倒。

2,230m(GPS高度が水平移動位置からの推定)で、ガレ場の沢床を離れ、右岸の登山道を進んだ。(同じくGPSからの推定で、奥穂山荘からここまで1h26mだった)やや しばらく水平移動し、やがて急な下りになる。

(帰宅してから地図を見ると、この道は、白出滝等を巻いているようだ。)

急斜面を下りきった後、大きな枝沢を渉る。その沢の右岸、絶壁の中間部に道が切ってある(幅40〜50cm)。危険部には鎖がある。岩の凹部はコンクリートを埋めたりもしてある。この道を切り開いた人、偉いです。尊敬!頭が下がります。

すぐに、左から、白出沢が 高さ30m?程の斜瀑で合流してくる。(こちらが合流した?) 表面つるつるそうな斜瀑だ。沢靴のフリクション限界ぐらいの傾斜か? 
滑ったら・・・天国(地獄?)へ続く滑り台だ!

絶壁の中央に切られた道を、さらに少し進むと、ガレ沢(天狗沢)がまた合流してきた。

 梯子を下り、
 河原に下りて休憩。

 右岸(←写真左)
 岩壁の中間を人が
 歩いているのが
 解るだろうか?


 なかなかのルート
 です。右のガレ沢は
 天狗沢。

 ↑上写真は、絶壁の人が解りずらい?
 ←こんな感じです(ここは安全なほう)
 (長岡先生撮影)

 山荘からここまで、2h09m。
 10分チョイの休憩で、下山続行。

左岸にほぼ普通の登山道が続いていた。

10:48 無料駐車場戻り。
(休憩地点から2h27m。山麓駅までなら2h13m?)

着替えをし、一息ついて ストレッチ。
 
「さよなら〜、ジャンダルムさん、
西穂高岳さん、奥穂高岳さん、
また、会おうね〜!」

帰宅の途についた。

ところが・・・、松本方面土砂崩れだと言う。
(飛騨)高山経由し、下道を富山I.C.へ向かった。信号の少ない田舎道なので、意外に早かった。富山付近から土砂降りになった。

18:15頃帰宅。
松本経由より30分〜1時間多い程度だったか?


                 総 括

1.コースタイム
 17日 無料駐車場〜ロープウェイ山麓駅 15分?
    ロープウェイ山頂駅〜西穂山荘 1時間10分?
 18日 西穂山荘〜奥穂高山荘 5:30〜11:43 (休憩コミ 6h13m)
 19日 奥穂高山荘〜無料駐車場 6:00〜10:48 (休憩コミ 4h48m)


2.・疲れました。
  でも、中津川遡行後は口唇ヘルペスできたけど、今回はできていないので、
  中津川遡行よりは負荷がなかったのかも。

 ・19日、余裕の下りかと思ったが、帰りの運転途中で足が痛くなり、平常歩行が
  困難だった。

 ・振り返りみれば、楽しい〜!
  ジャンダルムの山容も、奥穂高山荘からの眺望も、とても良かった。

 ・帰宅してから、Web検索してみると、ジャンダルム縦走時間は、私レベルの
  登山者の所要タイムは、我々のタイムより2時間程長い様だった(休憩長い?)。

 ・ロープウェイで高度を稼げるので、この企画に参加したが・・・、
  ジャンダルムの頂に立つだけならば、上高地〜前穂高経由 or 白出沢経由で
  (前者がbetter?)奥穂高山荘に1泊して疲れをとり。翌日ジャンダルム往復
  し往路を戻るのが、一番(一日当たりの)負荷少ないかも。
  (車での移動日は一日増えるかな?)

  まっ、でも、このコースは、完全縦走の感覚・気分が良いよね。

 ・ジャンダルム縦走は、「最もバリエーションに近い登山道」と言われている。
  まさに、その通りであった。クライミングで5.10を登れないと・・みたいな
  難しい所はない。一般登山道でも時にある怖い所ぐらいである。ただ、西穂
  手前から奥穂まで、ず〜と、休みなくその局面である。

  (私等の場合)技術より体力・持久力の問題の方が大きい(疲れないのも技術?)。
  それ程難しくない所でも、筋力低下した状態だと、ムーブに失敗する可能性が
  ある。そしたら、この世とさよならだ。


指導 等
 ・(大きい段差を息を止め登ると、疲れ大きい)小さい歩幅で、呼吸(呼気)し
   ながら、小段差を(歩幅小さく)登る。

 ・体は鉛直
   解っちゃいるけど・・・、足元の遙か下が谷底だと、岩に被される所は
   被さりたくなってしまう・・・。努力しましょう。

 ・(上下の?)膝を使って柔らかく着地
  膝が伸びきったままだと、浮石に大きな荷重がかかり、浮石が崩れる
  膝(の軟骨)も痛む、膝(軟骨&靭帯は復旧しない。

 ・荷物は軽く(一品に多機能を持たせる)。

 ・ストック:ザック長から出ない長さ
  下端が上に出ると近い人に凶器、下に出ると岩こすり落石の危険。
  4段 or T字グリップが良いかも。


GPSデータ
 TP積算距離:25.2km、TP移動時間:10:32、
 総上昇量 2,544m(GPSはザックの中なので、数mの誤測定が多い。誤測定からの上下もあるので、実際の2倍程度かも・・)
 最高高度 3198m(奥穂高岳の3190mが最高点のはず、一か所誤り測定 3191〜2が多い)



“ジャンダルム縦走(2)”に戻る?