表妙義完全縦走 (3)


鷹戻しの頭・南西ピーク? からの下り
 岩の割れ目付近を
 下るようです

 なるほど、標高差は
 鷹戻しより短い
 (25m程?)が、
 鷹戻しより急です。

 ほぼ垂直に近い。


下りきって、見上げる(→)。この部分は20m?

この下に連続して6m程の鎖場があった。合わせて、
登山地図でルンゼ内2段25mの所か?

鷹戻しは「事故多い」、ここは「重傷事故多い」と
書いてある。

息子は、ここでも、鎖に頼らず、クライムダウン
していた・・。素晴らしいような、(父たる)
私としては、少し面白くないような・・。
(どうせ 私は鎖に頼りっ放しですよ〜!)
だって、万一を考えると、怖すぎるよ〜!

私が、少しヒネ気味に賞賛すると、「俺は 握力が
あまりないから、鎖よりホールドの方が楽なんだ。」と気遣いある謙虚な言い訳をした。
(大人になりましたね〜。)

登るとしたら、(安全確保されていれば!)
レイバックしたり、右に行ったり 左に行ったりで
お楽しみコースかも。
次のピークに向かって少し登り、(↓)振り返り見る。

 どこを下ったかと言うと、
 右塔状の岩と、左四角い岩の間の
 割れ目付近です。

 ほとんど垂直ですな〜
 よく、あんな所を下りましたね〜

 写真撮影した直後、
 我々の女性パーティが下り始めた。
 若い女性は、完全に「怖い〜!」心理
 状態でロープにしがみついている。

 冷静さを失い、ステップを有効に
 使えず、荷物の様に ただ下して
 もらっている感じになってしまっている。

 ガイドって仕事も大変だな〜。

 上記の岩(小ピーク)
 左側(←)、

 絶壁の岩の風景が
 良いかも。

しばらく 緩やかな うねり が続く。
手前 左に傾いた感じのピークは無名
ピークだろう、奥右が東岳・中ノ岳
かどうかは解らない。


板状の岩の稜線になる。幅は 50〜70cmぐらい?当然展望は良い(↓)
が、写真撮影の体勢をとるのも怖いぐらいの状況だ。
石門&中之岳神社側の駐車場(写真上右)が見える。 
山腹の感じも良かったのだが、クッキリとは写らなかった




通り過ぎて板状稜線(↓写真左)を振り返り見る。S字にうねる板状の岩の上縁を歩いてきました。“蟻の戸渡り”と名付けたい所ですね。(推定だが)右のピーク群が相馬岳、左のピーク群で 後右が 鷹戻しの頭だろう。


東岳の登り始めに、左にトラバース気味に下るルートが分かれていた。エスケープ・ルート分岐である。完全縦走しましょう。右真っ直ぐ、東岳に登る。

この後、先ほどの鎖場の2/3ぐらいの鎖場が2コあった。

最期・中の岳は、ピーク頂まで登らず、右の山腹を巻き気味に進み鞍部に向かう。
途中登山道が崩れ落ちスラブ状態になっている所があった。登山道があったであろう付近の高さにトラロープが張ってあった。その手前から斜面を下りて進んでいる踏跡もあったが、結局スラブにぶつかりそうで、トラロープの所を進んだ。(滑る直前の)きわどい感じではあったが、無事登山道の続きに戻った。

程なく、西岳との鞍部に到着。そこから左へ下りだ。最初 中程度の鎖場があるが、その後は傾斜は緩やかになる。緩やかになった所で小休憩をとり、ハーネスをはずした。

緩やかな登山道を下る。

 “山岳事故多発中 これより(今までの道)上級者コース”
 の看板があった。

 そのすぐ下で、中間道(&第4石門等への遊歩道)
 合流(→↓)する。右:中之岳神社方向へ下った。
 (中間道では時間がかかるが、車道脇の歩道を戻ると
  40分程度で戻れるらしい。)






15:32 中之岳神社の社務所や土産店のある広場に到着した。

 我々は、遠景右の
 台形の岩の 左側の
 岩の割れ目から
 下りてきたようだ。

 それにしても・・・
 金色の巨大な大黒様
 最近できたらしい。

 明るく面白い表情
 だが、美観的には
 賛否両論あろう。

ベンチに腰を下ろし ゆっくり休憩しながら、女性パーティの到着を待つ。
なかなか来ない。ややしばらくして、加藤先生だけ戻った。若い女性は、観光客と化し 神社の写真を撮りまくっていたようだ(数分だろうけど・・)。16:00頃 若い女性も戻った。

さて帰りましょう。見知らぬ人が話かける。「車で帰るの?歩いて帰るの? もうすぐ、小さなバスが駐車場から出るよ。」

ワゴン車の乗合タクシーで、客は9人乗れるようだ。16:05頃?出発予定。先客が4人いた。我々5人と合わせ、ピッタリの人数だった。妙義神社まで、1人 \400.だった。

40分程の戻り歩行を省略できて良かったかな?
歩いて帰ると、日没直後の薄明かり程度になっていたかな?
(要・ヘッデン準備)

               総 括

1.コースタイム
 7:51 妙義神社の登山者用駐車場から歩行開始、15:32中之岳神社戻り。
 休憩コミの総所要時間は 7時間41分。


2.板状の岩稜にピークが鋸歯状に林立している山である。
 絶壁の上からの展望が素晴らしい(少し恐怖心を感じるぐらい)。
 垂直に近い20〜30mの鎖場も多数現れる。クライミング志向としては楽しい。

 しかし体力(脚力・腕力・握力)や岩場慣れが不足だと、滑落して重大事故に
 なる可能性も高い。

 所要体力(以下の体力・岩場慣れの要件の全てを満たしていない人は
       相馬岳より西の領域に入ってはいけません。)

 1.脚力:西穂高〜(ジャンダルム)〜奥穂高を行けてれば、若干余裕でしょう。
      富士山でも 一日で火口まで行ければOKだろう。
 2.腕力:親指だけの爪先立ちで、鎖につかまり懸垂10回以上。
    (10回と言うと楽そうだが、鉄棒と鎖は違います。握力も要ります。)
 3.心理的慣れ:30mの垂直壁を上から見下ろしても、冷静さを失わなわずに
        必要な行動(ムーブ・クライムダウン)ができる事。


 久野先生からの指導
 ・足1 平滑なやや急以上な斜面〜段差の大きい斜面 横向きで下りる。
    →正面向きだと転倒する方向に重心動く、横向きだと重心残る。
     ステップも良く見える。
 ・足2 (私のは、枯葉があるときは摺り足近く見える)
      つまづかないように、4cmぐらい浮かす。


 ・手1 ステップに乗れたら、一旦 手を休める。 (パンプを防ぐ)
 ・体勢&手 (本文で記載したが)ステップ悪い時、岩から体を離す。

 ・呼吸 大きく深い呼吸をする。(ハッハッの短い呼吸では換気効率悪い。)
     呼気時は口すぼめでする。 (→肺機能の落ちた人の呼吸法でもあるが・・・)
      (肺胞内の気圧高まり、血液とのガス交換高まる?)
     (谷側を見て呼吸を整える・・は言ったかな〜・・)




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