初心者(私なり)のダートロード(未舗装)運転法
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私は、どちらかというと運転は下手な方。アメリカでの運転歴もトータル50日程度(その内ダート運転半分、2011年時)。
従って、少し慣れてきた初心者。

郊外では日本と同様に余裕で運転できるが、交通量及び車線の多いラスヴェガス中心部では少し緊張する運転初心者。
運転下手がなぜダート運転するかというと、予想を超える素晴らしい景色があるからです。

グランドサークルは絶景が集中しているため、普通乗用車(2WD)で車を駐車場に止め、
ほとんど歩くことなく絶景を目の前にできるところが多い。
しかし、もう少し歩いてみると数倍楽しめることを経験した人も多いと思う。
さらに、ダートロードを運転して奥に入り、さらに歩いて奥に入っていくと想像を超える絶景が待っている。
後考えてみると、舗装道路を走っている時、何も知らずに絶景のすぐ近くを通過している。これはもったいない。
ダート運転経験者には不要と思われますが、初めての方に何らかの役に立つことを期待して

私なりの運転方法を記します。間違っていることもあるかと思いますが、
必要なところをピックアップして参考にしてもらえればと思います。

ダートロードではスピードダウンが原則(そんなことは分かっていると言われそうですが)、
安全運転が第一だし、タイヤも痛み難い。私も最初は歩くような速度まで減速しました。
多くの初心者もそのような運転をしていると思います。
ただ、十分安全な速度であるのに乗り心地を良くする(振動を小さく)するためにさらに減速している人がいます。

場合によっては、これがさらに乗り心地を悪くしています(特に、助手席等、運転者以外は最悪)。

そこで状況により運転方法を考えてみます。

1.道路が大きくうねっている。大きなクボミがある。

     できるだけ減速する(歩行速度位まで)。縦揺れがある程度おさまる。

     高速走行では、縦揺れが激しく、車がジャンプし、シートベルトをしていなければ天井に頭をぶつける

2.岩場

     歩行速度位以下でないとタイヤ傷めてバーストする可能性がある

     前後左右に大きく揺れるが我慢して、ハンドルをしっかり握る

3.小さな凹凸が連続している道、キャタピラー状の跡、砂利道

    安全の範囲内で速度を上げる。速度を上げると振動が小さくなり、乗り心地が良くなる。
   但し制動距離は長くなるので、そのことを考えて安全第一で

4.深い砂地

    速度を上げて運転する( 20 30  miles / Hr

    速度を上げれば砂の上を浮いた状態で走行できる。
   また、車の下部(主にデフ)が砂に接触しても慣性力で乗り切れる。

    逆に低速で走ると、砂の中に沈んでしまい、車下部全体が砂に接触すると、
   車は停車し、
4WD でも脱出不能(ひっくり返った亀のように)

5.登り坂頂上等前方の道路が見えないところ

   前方に見える道路の先端で停車できる速度で走行。登り坂頂上付近では、前方に道路が見えるまで歩行速度。

   道路は続いていると信じないことが肝心。ダートロードでは先に道がある保証はない。

     Alstrom Point の様に道路の先は絶壁というところもある。

6.牛等の動物がいる場合、歩行者がいる場合

   牛等の動物は車との距離がある程度あると無反応の時もあるが、
   車が近づくと予想以上にびっくりして予想外の動きをすることがあるので、
   歩行速度くらいで驚かせないように通過する。

   歩行者が前方にいれば 100 m 位手前で停車。バックミラーで後方の砂煙を確認し、
   治まった後、ゆっくり砂煙が上がらない速度で走り始める。

  

深い砂地へ行く時の事前準備と心構え

  私は深い砂地(White Pocket , Coyote Buttes South Cottonwood Cove)に行くとき、次の3段階のことを考えます


1.砂に埋まらない(スタック)対策

1)車の選択

  少なくとも4WD ハイクリアランス は必須。できればジープ

2)砂のできるだけ浅いルートを選ぶ

3)砂の深いところでは速度を落とさない( 20 30  miles / Hr

4)タイヤの空気圧を落とす

  ( 私はまだ実行していません

2.スタックしたときの脱出方法

    先ず、どちらに進む方がよいか考える(前進か?後退か?)

    後退を選択した場合、タイヤの後側の砂をショベルでかき出し、
    タイヤの下にスリップ防止板を差し込む(2輪又は4輪に)

    車下部に接触した砂を十分な空間ができるまでかき出す

    タイヤの後側のルート上の砂をならす

    エンジンをかけ、一気に脱出を試みる

3.それでも脱出できなかった時
     上記の対策他あらゆることを試しても脱出できなかったときは、
     歩いて助けを求めに行く

往路の場合

 水など最低限のものを持って助けを求めて大きな道路まで歩いて行く

(最大4時間を想定)

復路の場合

途中暗くなることが考えられるので、その日はあきらめて車の中で宿泊

 翌朝、水など最低限のものを持って助けを求めて大きな道路まで歩いて行く

(最大4時間を想定)

注)砂地は予想以上に燃料消費が早い。出発時必ず燃料満タンにする

4.持参品

1)ショベル(園芸用の小さなものでも良いが、もう少し大きければ便利)

2)スリップ防止板(2枚又は4枚)

3)ジャッキ下板(1枚)

4)小型コンプレッサー(使用はしなかった)及び圧力ゲージ

      タイヤ空気圧を落とした場合、深い砂場を通過した後、空気圧を元に戻さなければならない

    圧力ゲージは空気抜きにも使用できる

5)牽引ロープ(深い砂場では役に立たない可能性はあるが)