センサーとモーターで作る簡単ライントレーサー

このライントレーサーは、安価な光センサーが1個でラインを検知し、ラインの沿って走行する車です。ラインの検知のために自分で照明するランプを持たないので、天井からの照明が頼りです。走らせる場所の照度に合わせて調整する必要がありますが、調整は難しくはありません。シャーシはプラダンをカッターで加工したものです。ネジは使いません。
なお、ここに掲示したデータは、記録をのこすため、すべて自作計測器で得たものです。これらの機器は、信頼できる計測器で校正をしているものではありません。ここに掲示したデータは、「おおよそ」、または「傾向」を見ていただく程度と理解してください。
作り方




調整
安定走行させるには、まず光センサーCdS(ここで使用したのは、SEN7004/千石電商です。)の特性を知る必要があります。照度とCdS抵抗値特性を測定しました。照度は、計測機器のページの照度計を使用しました。トレーサーの「照度とモーター制御(左右モーター切替)特性」を測定しました。試験紙は、プリント用紙を使用し、白地は用紙の地そのもの、黒地はアクリル絵具(ジェット・ブラック)を塗ったものです。

照度によって可動範囲は変化します。明るすぎるところでは、範囲が狭くなり、調整が難しくなります。暗すぎると黒地でコントロール不能(応答速度が著しく遅くなる、または検知できなくなる)になる可能性があります。照度は、300〜400lxの照度の範囲で使用するのが良いようです。300〜400lx程度の照度(FHC昼光色蛍光灯34W直付天井灯の2.3m直下(ほぼ400lx)か、後述のAのテストで黒地での抵抗値が約15kΩ位を示すところを選ぶと良いようだ)の元に、コースを置き、@白地の上で、リレーが動作する抵抗値をチェックする。A黒地の上で同じ操作を行い、抵抗値を求める。Bこれら2点の抵抗値のほぼ中間に抵抗値を設定する。
走行テスト
CdSからリレー、モータの制御系の応答速度が遅いため、トレーサーの走行速度とのバランスから、ラインの幅は、35mm以上は必要です。ギヤに頼らないで減速させるのはなかなか難しい。モーター軸の径と車輪径の比を大きくすればよいが、モーター軸径は、ほぼ限界。後は車輪径を大きくすることですが、コストが上がる。試作したトレーサでは、幅が狭いと方向を変更するまでの時間が必要なことから、ラインを飛び越えてしまいます。制御系の応答速度の遅さから大きく頭を振って、ユーモラスな走り方をします。



