[バイプレクサ-11MHz] [XTALフィルタ-11MHz] [LPF-34MHz] [BPF-50MHz] [LPF-14MHz]

LPF 14MHz

fc=16MHz、-40dB/26MHz。
「トロイダルコア活用百科」を参照しています。λ/4型LPFを3段つないだものです。「トロ活」を参照して定数計算を行い、それに近いE系列定数を当てはめ、PSpiceでシミュレーションを行い、妥協できる周波数特性が得られたところで決めています。

回路構成
PSpiceでシミュレーション
 
周波数特性
FRMS+FREXで観測した周波数特性です。

バンドパス型ダイプレクサ 11MHz

「トロイダルコア活用百科:バイプレクサ」を参照して製作しました。ナマ基板にプラカッターで罫書きし、ランドを作っています。ギャップが0.5mm前後と狭いので、半田付け時にブリッジしやすいので注意が必要です。

バイプレクサ外観
バイプレクサ内部
左端のコアが並列共振部、その右が直列共振部、右端のコアは出力共振回路です。(組立図)
並列共振回路の調整
直列共振コイルを切り離し、並列共振回路を孤立させた状態で、FETアダプタを経由して並列共振電圧を観測し、f=11.0566MHzで電圧が最大になるよう並列コンデンサを調節しました。
直列共振回路の調整
並列共振回路と直列共振回路を接続し、直列共振回路の出力/2SK125の入力での電圧を観測し、その電圧が11.0566MHzで最大になるよう直列共振回路のコンデンサを調整します。
バイプレクサ出力
バイプレクサの出力を観測し、その出力が11.0566MHzで最大になるよう出力共振回路のコンデンサを調整します。
バイプレクサSWR特性
リターンロスブリッジで観測した5MHz〜150MHzにおけるSWR特性です。共振周波数でSWRはやや悪化しています。

XTALフィルタ 11MHz

外観
帯域幅0.3kHz、1.3kHz、5.5kHzの3台のフィルタを組み込んでいます。フィルタの切り替えはケーブルをつなぎ変えにより行います。
内部
上からそれぞれ-6dB帯域幅0.3kHz、1.3kHz、5.5kHzのフィルタです。
フィルタ単体・外観
7個、または6個の振動子で構成しています。入出力にはインピーダンスマッチングのためのトランスを挿入しています。と言っても、いいかげんです。(構成図)
水晶振動子の特性
使用している11MHz振動子("KDK"の刻印)の特性です。直列共振周波数10.994MHz、並列共振周波数11.010kHz、端子間容量5pFです。全てこの振動子で構成しています。
帯域幅0.3kHzフィルタ・周波数特性
FRMSで観測しました。中心周波数 10.994MHz、-6dB帯域幅 0.3kHz、通過ロスは約20dBほどもあります。
帯域幅0.3kHzフィルタ・リターンロス
BW1.3kHzフィルタ・周波数特性
FRMSで観測しました。中心周波数 10.995MHz、-6dB帯域幅 1.339kHz、通過ロス約6dBです。
BW1.3kHzフィルタ・リターンロス
BW5.5kHzフィルタ・周波数特性
中心周波数 10.997MHz、-6dB帯域幅 5.491kHz、通過ロス約1dBです。
BW5.5kHzフィルタ・リターンロス

LPF 34MHz

3次LPFです。fc=34MHz、-40dB/47MHz。

外観
タカチのMB-1ケースに入れています。
内部
メッシュアース基板を使用。リード型インダクタ、セラコンを使用。1段毎に裏表に配置しています。(効果は未確認)
回路構成
PSpiceでシミュレーション
 
周波数特性
実測値と右上のシミュレーション結果がぴったり一致しています。本当?
リターンロス
 

BPF 50MHz〜54MHz

fo=52MHz、2ポールBPFです。「トロイダルコア活用百科」を参照して計算したものです。

外観
タカチのMB-1ケースに入れています。
内部
回路構成
コイルは、FCZ 144M(50Mではコンデンサの容量が小さくなりすぎるため)を使用しています。(拡大)
PSpiceでシミュレーション
シミュレーションの結果は2件表示させています。左の山はFCZコイルインダクタンス最大を想定したものです。右の山は目標とする帯域(50〜54MHz)を設定したとしてのものです。
周波数特性
FRMS/FREXで観測しています。センター:50MHz、スパン:20MHzです。BPFの中心周波数は、FCZコイルのコアを調整して、セットしています。-3dB帯域:50〜54MHz、通過ロス:3dBです。
リターンロス