現在発症すると治療法のない猫にとっては発症すれば必ず死亡してしまう恐ろしい感染症があります。
| 猫免疫不全ウィルス感染症 |
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通称“猫エイズ”と呼ばれています。その名の通り免疫の司令塔であるTリンパ球を破壊し、免疫機能をマヒ
させてしまう恐ろしい感染症です。 感染したネコの唾液、排泄物、血液にウィルスが含まれ、感染したネコとケンカしたり、濃厚接触すると感染します。 また、母子感染もします。 潜伏期間が長いため感染後、しばらくは何も症状が出ません。感染しても発症するまで4、5年かかる場合 がほとんどです。昔飼っていた猫は感染して発症するまで8、9年ほど発症しませんでいた。 発症すると体重がいっきに減ったり、鼻水が止まらなかったり、口内炎がなおらなかったりします。 そして免疫機能が破壊されるため、普段なら何ともなかった細菌やカビが繁殖し致命傷になる、 各種の日和見(ひよりみ)感染や悪性腫瘍が起こります。 この感染症は現在のところ、治療法もワクチンもありません。感染を防ぐには外に出さない事だけです。 幸いこのウィルスは感染力がとても弱いため、猫パルボのように間接感染を起こす可能性は低いです。 うちはエイズを発症するまでエイズという事に気付かずに他のネコたちも何年も一緒 に飼っていて、そのネコたちには感染しませんでした。 しかし、出来る事なら隔離して生活させた方がいいかもしれませんね。うちのはたまたま感染しなかっただけかも しれないので...。 ちなみに人のエイズウィルスとは違うので人には感染しません。 |
| 猫白血病ウィルス感染症 |
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白血病ウィルスと言っているけど、実際は白血病以外にも様々な病気を引き起こすウィルスです。 主な感染経路は感染したネコの唾液や排泄物、血液に含まれるウィルスから感染します。猫エイズと 同じです。 感染しても症状の現れない場合もありますが、多くは発症し、感染後2〜5年で死亡してしまいます。特に子猫は 発症しやすく致死率が高いです。 体内に入ると骨髄に感染し、白血球や赤血球などの造血に悪影響を及ぼします。症状としては体重減少、 食欲不振、発熱、下痢、鼻水、口内炎、貧血、赤血病、白血病、白血球減少による細菌感染やリンパ球 が異常に増えてリンパ腫を起こします。特に貧血は死亡原因になる場合が多いようです。 猫エイズが発見される前まではこの白血病がエイズウィルスではないかという説があったそうです。 この病気は治療法はないものの、ワクチンは開発されています。しかし、このワクチンも100%大丈夫 とは言えないらしいので、ワクチン接種したとしても外には出さない方が予防できます。 |
| 猫伝染性腹膜炎 |
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この感染症はコロナウィルスというウィルスが引き起こす病気です。非常にやっかいなウィルスで
このウィルスも様々な症状を引き起こします。このウィルスが突然変異して起こすのが猫伝染性腹膜炎です。
このウィルスがやっかいなのは感染経路がわからないという事があります。しかもワクチンもありません。 ですから予防できないのです。そのうえ外来種の猫はほとんどこのコロナウィルス に感染していて発症はしていないけどウィルスは持っているキャリーになっているそうです。 そして発症した場合、数週間から数カ月で死亡します。当然治療法もありません 。 症状はウェットタイプとドライタイプがあり、ウェットタイプでは食欲不振、体重減少、発熱、嘔吐、下痢、 動かなくなる、そして腹部に腹水が溜まります。ドライタイプでは体重減少、発熱、腎臓・肝臓障害、膵臓、 中枢神経系の障害、痙攣、マヒを起こします。 本当に怖い病気です。もし発症してしまったら最後の時までネコが快適に過ごせるよう愛情を注いであげて下さい。 |
これらの病気は本当に怖い病気です。白血病はまだワクチンがありますが、他の2つはワクチンはありません。 3つとも発症したら治療法はなく、弱っていくのを見ているしかないのです。 猫エイズや白血病の防げる手段は外に出さないこと。愛猫を守るためにもリスクを犯してまで外に 出す必要はないと思います。健康でいて欲しいならなおさらです。