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(双峰小学校の二村山里山保全整備への参加については、前回の座学編に続き、今回は作業実践編です。)
9月28日朝、双峰小学校5年生の二村山での作業日なのに、空はすぐにも泣き出しそうな曇り空です。「何とか午前中はもってください。」ひたすらお願いするしかありません。
協議会のスタッフは二村山駐車場に集合し、道具も物置から出して準備万端、気合十分です。担当、段取りなど確認のあと鎌倉街道ぞいの現場でも作業内容を再確認し児童の皆さんが来るのを待ちました。
しばらくして、5年1組の34人が地蔵堂前広場に到着、作業内容により班に分かれて順次作業場に向かいました。作業は①散策路づくり、②木の名札付け、③ビートルベッドづくり、の三つです。
現場は荒れた竹やぶの伐採地で、現在はコナラ、ヤマザクラなどの雑木林の樹々が再生しつつあります。散策路は、二村山来訪者にその様子を見ていただくためのもので、幅2mほどの道の両側に長さ60㎝の木杭を打ち込み、上を現場近くで切った竹を割ってつなぎ、高さ30㎝程の柵を作ります。皆さんにはその一部、長さ約15mの柵を作ってもらいました。大きな木槌で杭を打ったり、ドリルで穴をあけて竹をねじ釘で固定したり、余分な竹をのこぎりで切ったりと、慣れない作業だったと思いますが、なかなかの出来栄えです。名前も「二村山緑の散歩道」と命名していただきました。
散策路沿いには、育っている樹々に名札を付けていきます。名札は、あらかじめ学校で児童の皆さん自身が調べて書いた紙をラミネート加工して園芸用ポールにつけて作成済みです。現地では鉄筋を打ち込んで先行穴をあけ、名札を立てていきます。太い木にはシュロ縄でしばりつけます。全部で97枚もありましたので、時間内で設置できるか心配でしたが、何とか完了することができました。
雑木林では、養分を地面に貯めないよう、草花が芽を出せるよう落ち葉かきが必要な作業です。ビートルベッドは集めた落ち葉の処分場所を確保するとともに、落ち葉の中で育つカブトムシの幼虫に、生活の場所を提供するものです。皆さんには、竹をのこぎりで2mに切りそろえ、積み重ねて囲いを完成させ、落ち葉を集めて中に入れる作業をやってもらいました。カブトムシが卵を産むのは来夏、育った幼虫が成虫となって出てくるのは再来年の夏です。
心配だった天気も、作業中は何とか持ちこたえてくれました。児童の皆さんには蚊やチクチクするササクサの種子にも負けず頑張ってもらいました。本当にご苦労様でした。またこの日のことを思い出したら二村山に足を運んでみてください。雑木林は、季節に応じたいろいろな素顔を見せてくれますよ。
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2016.9.28 僕たちの手で散策路を作るぞ! |
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