宝暦12年(1762)安房神社の神官であった岡嶋茂邦の著した本である。
江戸時代の里見氏に関する書物には、『里見九代記』『里見代々記』『房総軍記』『房総里見軍記』『小倉日記』などがある。なかでも
『房総里見誌』は、10巻からなり、記事の出典を明記し、著者の意見や考証も書かれている。
しかし、参考資料となったものが、軍記稗史類であるため誤りや不合理な点も少なくない。
著者はこの本を著した2年後の明和元年(1764)3月に没したので、推敲も十分なされていないようである。なお原本は岡嶋家で保存され
ている。
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