昭和60年(1980)三芳村は、すでに「村民憲章」「村旗」「村章」が制定されていた。その後、村民体育祭や文化祭の時などにみんなで歌う唄
がほしい。」と文化協会員からの希望が出された。婦人会、老人会、青年団の意見を聞くとみな大賛成であった。7月代表者が集まり、村
当局に陳情した。その際の意見は次の通りであった。
@歌は村の責任で作る。
A歌詞は、村の自然、歴史、産業、文化を描くもの。
B歌詞は、村民で作り、専門家が補作する。
C曲は、村民がまじめに楽しく歌える音頭調のもの。
D踊りは、老人子どもでも踊れるもの。
安藤不二夫村長は大賛成で直ちに各会の役員を集めて計画会を開いた。
村内で募集した歌詞案は19点が集まり、厳正な審査の結果、福原和夫、池田要子、平野嫩子の三氏の作が選ばれた。
これをもとに歌詞・曲・振り付けなどすべてをコロムビアに委嘱した。歌詞の補作は、館山の小高熹郎、作曲は小沢直与志、歌唱は小杉
真紀子、踊りの振り付けは石川美和香に決まった。
昭和61年11月27日、完成した「三芳音頭」の発表会が、「農村環境改善センター」で開かれた。満員の会場は喜びに沸いた。
このテープは、全戸に配付された。
○三芳音頭
小高熹郎補作
小沢直与志作曲・編曲
(一)ハアー
春は七色 あの花畑
雉子や山鳥 蝶も舞う
牛は丸々 元気に育ち
可愛いあの娘は 乳搾り ソレ
安房のまほろば三芳の里は
ホンに住みよいよいところ
(二)ハアー
夏は緑に 山々萌えて
頬に涼しい 風が吹く
遠い歴史と 文化を偲ぶ
里見菩提寺 国府跡 ソレ
安房のまほろば三芳の里は
ホンに住みよいよいところ
(一)ハアー
秋は黄金の 稲穂の波に
うれし豊年 祭り唄
心一つに 手拍子揃え
老いも若きも ひと踊り ソレ
安房のまほろば三芳の里は
ホンに住みよいよいところ
(一)ハアー
冬はみかんも たわわに実り
味が自慢の この甘さ
人の優しさ 人情の厚さ
笑顔寄せ合う 理想郷 ソレ
安房のまほろば三芳の里は
ホンに住みよいよいところ
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