ー十夜(じゅうや)ー
「お十夜」とも言い、元は浄土宗寺院で、旧暦10月5日の夜から15日の朝まで10夜にわたり行う法要である。
今では、簡略化されて、各宗派で念仏・法要・説教などが行われている。
古くは、娯楽の少ない農村で、旧暦10月10日前後に、秋の取り入れ後の収穫祭として、芝居や演芸などが行われ、青年たちの交流の
場でもあったようだ。
戦後の一時期、集落の青年たちが芝居や演芸を催し、農村の人たちの慰めとしての役割を果たしてきたこともあったが、昭和30年代
(1955〜64)に入ると農村生活の環境も変わり、娯楽としての行事はなくなった。