

県内の上映予定を掲載しました!こちら
| 映画「月あかりの下で〜ある定時制高校の記憶〜」<かながわ上映実行委員会>
埼玉県のある夜間定時制高校のドキュメント
映画「月あかりの下で」のオフィシャルサイトはこちら。新聞記事(読売)はこちら |
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今はなき、埼玉県立浦和商業高校定時制のドキュメンタリーです。
どんなに不条理であろうとも「みんなおまえが悪いんだ」と、
自己責任で塗り固めようとする社会。
この歪の圧力でギシギシと悲鳴をあげる定時制高校、ここからだと真実がよく見える。
定時制に関わっている人もいない人も、この映画を手がかりに話し合ってみませんか?
かつて学校で夢をつぶされた彼らが、
再びその夢を語ることができた場所・・・
それは〈学校〉だった―
夜間定時制高校―
そこはいま働く若者たちの学びの場、そして小・中学校で不登校、
高校を中退した若者たちの再出発の場となっています。
映画の舞台は、1学年1クラス、全校生徒120人足らずの
埼玉県立浦和商業高校定時制のあるクラス。
派手なメイクで身を固め教師に暴言を吐く生徒、
家庭内暴力が原因で登校できなくなった生徒、
明るい笑顔が魅力のある生徒は自傷行為を繰り返し・・・
彼らのやわらかな心は、家庭や社会の歪みに傷ついていました。
そんな若者たちが、大家族のような〈学校=居場所〉の中で
悩み、ぶつかり、支えあい過ごした日々と、その先に見えた希望。
2002年の入学から2006年の卒業までの4年間、
そしてその後へと、生徒一人ひとりに寄り添った貴重な映像が、
テレビ放映を経て、ここにドキュメンタリー映画として誕生しました。
人との絆が、人を育てる。
いまを悩み、懸命に生きるすべての人へ、この作品を捧げます。
2011年1月8日(土) 17:30〜 かながわ県民センター301号室(試写会として)
●日程:2011年8月16日(火)
※平野先生来場、映画のあとイベントあり
http://www.scn-net.ne.jp/~h_seibu/
●時間:13:00(開場12:30)
●会場:平塚市西部福祉会館
神奈川県平塚市公所868
●料金:
・一般:前売900円/当日1000円
・高校生:前売400円/当日500円
・小中学生:前売200円/当日300円
●主催・お問い合わせ
平塚市西部福祉会館(担当:飯田さん)
TEL0463-50-5525
E-mail:seibuhukushikaikan@me.scn-net.ne.jp
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一昨年3月に廃止された県立浦和商業高校定時制の生徒たちの素顔を撮ったドキュメンタリー映画「月あかりの下で〜ある定時制高校の記憶〜」(製作・グループ現代)が完成した。いじめ、家庭内暴力、経済苦などの問題を抱える高校生たちが、夜の教室で本音をぶつけ合い、支え合いながら、ひたむきに生きる姿が克明に記録されている。今月24日、さいたま市浦和区で初めて上映される。
映画を撮影したのはフリーの記録映像作家太田直子さん(45)。浦商定時制が県立高校統廃合計画の対象校となり、在校生や卒業生、保護者たちが存続を求めていた2002年春から撮影を開始。ほぼ毎週同校を訪れ、同年入学の生徒たちが卒業した06年春までの4年間を記録した。
主人公は女子生徒3人。経済苦のため仕事に追われ人間関係にいらだつサチコ、いじめで負った心の傷が癒えず過呼吸を繰り返すナオミ、父の暴力で児童相談所に保護され一時休校を余儀なくされたマリ……。3人の心の成長を追いながら物語が進む。
同級生40人のうち37人が、小中学校時に不登校を経験。格好は派手で荒々しい言葉が飛び交う。職員室に入り浸ったり、教諭に飛びかかったり。文化祭の太鼓の練習では意思の疎通がうまくいかず、本音でぶつかり合った。
クラスがばらばらになりかけた時、3人の担任の平野和弘教諭(50)は「嫌いな人、自分と違う人の存在を、否定したり無視したりしないでほしい」とホームルームで話しかけた。ぶつかり合っていた生徒たちがお互いの存在の重みを感じ始め、心が少しずつ、つながり合っていく。
太田さんは、カメラを警戒され撮影がうまくいかないのではと不安だったという。しかし、撮影開始直後から「他者を受け入れる空気にあふれ、職員室も温かかった」。一見乱暴な生徒にも、とげとげしさは感じられず、「生徒たちが口々に『この学校は全然違う』『(自分を)認めてくれる』と言っていたのが印象的だった」と振り返る。
文部科学省によると、統廃合で定時制高校の学校数は近年減ったが、親の経済状況の悪化や不登校児童の増加などで教育環境が複雑化する中、生徒数は07年度以降、増加傾向にあるという=表。
現在は浦商全日制で教える平野教諭は、取材に「子どもたちの生きられる居場所をつくることを最優先すべきだ。生徒一人一人に寄り添って対応できる定時制高校は、まだまだ必要な場所であることを知ってもらいたい」と訴えた。
太田さんの映像は、映像製作会社「グループ現代」(東京都新宿区)の企画によって、07年夏に民放テレビで4回にわたって放映された。番組には入りきらなかった日常のやりとりやささやかな心の動きも伝えたいと考えた太田さんらは、卒業後の昨年2月に撮影した3人らの様子も加え、映画化に踏み切った。
完成披露試写会は24日、市民会館うらわホール(さいたま市浦和区仲町2丁目)で。午後1時半開場、午後2時開演。入場料1200円(前売り千円)。上映時間115分。今後、自主上映の全国展開を目指す。当日は浦商定時制クラスが母体の太鼓集団「響」の演奏も。問い合わせはグループ現代(03・3341・2863)へ。(竹田麻衣)
■全国の定時制高校の学校数と生徒数の推移
| 2005年度 | 06年度 | 07年度 | 08年度 | 09年度 | |
| 定時制課程を 置く学校数 |
819 | 807 | 794 | 754 | 732 |
| 定時制課程の 生徒数 |
110137 | 108511 | 108259 | 108410 | 111185 |
| (文部科学省学校基本調査) | |||||
広島市中区の映画館「サロンシネマ」(大手町5丁目、082・241・1781)で、日仏の教育現場の現状を取り上げた映画が上映されている。「パリ20区、僕たちのクラス」(22日まで)と「月あかりの下で〜ある定時制高校の記憶」(15日まで)。
パリ市内の公立中学校の教師と生徒の日常をドキュメンタリー風に描いた「パリ20区、僕たちのクラス」は、2008年の「第61回カンヌ国際映画祭」でパルムドール(最高賞)を受賞した。白人、アラブ系、アフリカ系、中国系の生徒が一緒に学ぶ教室の風景は「フランス移民社会の縮図」を映し出す。ささいなことでの口論、敵対。傷ついても向き合おうとする教師と生徒たち。授業のほかに、保護者面談や生徒代表も参加する成績会議など、フランスの公教育の仕組みが分かるシーンも盛り込まれている。2時間8分。上映は12時35分と18時50分の2回(21日は12時35分の回のみ)。
「月あかりの下で ある定時制高校の記憶」は、埼玉県立浦和商業高校定時制(08年3月閉校)が舞台のドキュメンタリー映画。
教師に暴言を吐く生徒や家庭内暴力で不登校になった生徒、自傷行為を繰り返す生徒。彼らが悩み、ぶつかり、支えあって過ごした約4年間の学校生活に寄り添って記録している。1時間55分。上映時間は15時。15日まで。

「月あかりの下で」から
2011.05.15. 県内上映予定を掲載<日本カトリック映画賞授賞式ならびに上映会><三市リレー上映>
2011.01.19. 朝日新聞(埼玉、広島)の記事を掲載
2011.01.18. かわさき実行委員会上映日程、大倉山ドキュメンタリー映画祭上映日程を掲載
2011.01.10. 開設
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