|
冬眠させる場合に避けたいこと!
1.容器等に保温カバー等で保護しないで外で冬眠させること。
自然界では外で冬眠しているだろうという考えで、外に容器ごとそのまま置けば、真冬に容器内水分は凍り、
生命維持できません。
自然界では亀達生命体は、体の温度を守れる場所を確保して冬眠します。それは池や河川の凍らない底や、水辺の地中や枯葉の下
など、温度を確保できる土の中です。河川の底も土の中もちろん冬は冷えていますが、大地には地熱があり、土や枯葉によって空気層
の温もりもあります。池等の湧き水などもあり、冬眠場所の地中や深い水底は外気温より温かいのです。
外の池での飼育の方達は枯葉や“すのこ”などでカバーして保温し、冬眠させています。亀自身が場所を選べない場合、人間による
保温は必須です。一般家庭の狭い飼育容器でそのまま外に置くことは、亀の命を奪う行為です。やむを得ず、室内に置けない時は
発泡スチロールの箱に入れたり、梱包用の水分を吸わない保温カバーなどで厳重に保護してあげて下さい。空気確保を忘れずに!
2.ヒーターを使わない飼育状態の亀を1、2月に冬眠させないでいること。
ヒーターを使っていない場合、寒い時期の亀はほとんどエサを食べていません。最近の12月などはまだ昼間もかなり暖かく、亀が
昼間起きていることもあって、冬眠開始が遅れがちですが、食べてない状態で起きていることは体力を消耗しますので、1、2月も
昼間起こしているのは、体力に無理が発生します。数月も食べずに冬眠できるのは、眠って基礎代謝を落としているためであり、
体力のためにも、最低1、2月の極寒時は冬眠させて下さい。
3、過去にヒーターで冬越しさせた亀を冬眠に切り替えること。
これまでヒーター冬越ししていたのに、冬眠に切り替えるのは、体内の対応が調整できないこともあり、リスクが大きいので、
ご家庭の安全上の問題がある場合(電気使用量の負荷が大きくなって危険な場合など)を除き、なるべく避けた方がいいです。
4、土の中に強制的に埋めること。
自然界でいくら土の中で冬眠すると言っても、自分で穴を掘るのであり、空気を得ることも可能ですが、無理に埋めてしまうと、空気が
確保できないこともあって危険です。実際、埋めて冬眠させる方もいらっしゃるそうですが、おそらく、長年のコツがあるのでしょう。
一般的には無事な姿を春に見るためにも、強制的に埋めることはやめた方が安全です。もし、亀自身が土を掘って潜った場合には、
容器の場合、水分が確保できないことがありますので(自然界では雨が降ります。)、時々、霧吹きなどで水分確保してあげましょう。
5.乾いた布などで亀を直接くるむこと。
生命には水分が必要です。毛布・布などで直接、包んでしまうと、保温でなくミイラを作ることになるので、絶対に止めましょう。
|