第十五番今熊野観音寺からマイカーで東大路通りを右折、七条通り手前からの大渋滞をすぎ
第十七番六波羅蜜寺周辺の
駐車場に車を停め、徒歩で清水寺をめざす。
東大路通りではまばらな観光客の姿も、清水道のバス停から松原通りを東へ入り、先へ進むにしたがって増えてくる。
知恩院、八坂神社、高台寺、清水寺など、この辺りは京都の中でも有数の観光スポットである。
朝10:00前と言うのに三年坂辺りは前に進むのが困難なほど観光客でごった返している。他の三十三ヶ所札所とは違った賑やかな雰囲気である。また、秋の京都の紅葉はどこにも増して色鮮やかな紅色を呈し、京の社寺を引き立ててくれる。
奈良時代末期、778年夢のお告げによりこの地の清滝(現在の「音羽の滝」)を訪ねた賢心(延鎮)が、ここに庵を結んでいた行叡居士に、霊木を授けられ、これに観音を祀ったのが始まりとされている。
その2年後、初の征夷大将軍となった坂上田村麻呂が妻の安産を祈るため音羽山へ鹿狩りにやって来たとき、僧侶・賢心(延鎮)に殺生を諌められ、観音の教えを説かれた田村麻呂は滝(音羽の滝)の北側に仏殿を建立したと云われている。
音羽の滝は、日本十大名水に選ばれている清水でもあり、寺号の由来でもあるとのこと。
桜、紅葉、千日詣などのシーズン中は境内もライトアップもされ、観光客を楽しませてくれている。
本堂の内々陣の厨子に安置されている本尊
十一面千手観音像は写真撮影はもちろん学術調査さえも拒んできたそうで、33年に一度だけ開扉される。前回の公開は2000年であったが、今回
特別に8年ぶりに2年連続で公開される。42本の手を持ち、2本の手で小さな仏像を頭の上に掲げている。お前立ちは本尊よりも一回り小さいく、光沢があるが、本尊とうりふたつである。