1時間半前から開帳に備え、本堂の右に並ぶ
二階堂から多宝塔の眺め
本尊の十一面千手観世音菩薩
本尊の
十一面千手観世音菩薩は780年に妙観いう僧が寺を訪れ8尺の観音像を刻んだと云われている。ほとんど公開しない秘仏。ただ、源平の乱で全山が焼失したこともあり、当時のものかどうかははっきりしないそうであるが、胎内からは焼け焦げた跡のある天平期のものらしい金仏が見つかっている。
今回の本尊の
開帳期間は合計9日間で、しかも1日3時間(12:00〜15:00)と非常に短い。
また、薬師堂には重文の薬師三尊が祀られ、多宝塔の右木立の奥には法然上人が晩年を過ごした二階堂がたたずんでいる。
秋にはこれだけ色づく
マイカーで行く 西国三十三ヶ所巡り
727年、善仲・善算という双子の兄弟が庵を結び、775年開成皇子とともに開いたのがこの寺の前身、弥勒寺とされ、後に第6代座主 行巡上人は清和天皇の病気の治すよう宮廷に招かれたが、「修行の身」と山を降りずに祈り、寺に居ながらその病気を治したことから、王に勝った寺と「勝王」の名を与えられたが、「王」の字を控え「勝尾」とし、880年寺号を「勝尾寺」と改めたとされている。
するとたちまち勝運祈願の寺ととなり、源氏や足利などの当時の武将が祈願に訪れたという。
現在も「勝ち達磨」を授かり、勝利の暁には奉納に訪れる人は多い。
多宝塔の夏と秋
夏
第二十二番総持寺からマイカーで国道171号線を池田方面へ、茨木ICを越え、箕面方面へ30〜40分で到着する。
秋の紅葉のシーズンには開門まもなくから観光客で賑わう駐車場に車を止め、寺の右手にある休憩所「花の茶屋」から入山する。箕面公園は関西でも有名なもみじの名所であるが、春は梅と桜、初夏のしゃくなげとつつじ、夏はあじさい、秋は紅葉、冬は椿と四季折々に山を彩る自然の豊かさは格別である。
特に、秋の晴れた日には、空の青と山の緑そして真っ赤に色づいたもみじのコントラストは訪れた人を感動させる。
いたる所に「ダルマ」が
高野山真言宗 応頂山 勝尾寺
秋
おみやげ
本堂内部
開帳の日はこの行列
【駐車場】
寺の向かいと東に専用駐車場がある。東側の駐車場は地下駐車場となっている。乗用車は400台ほど駐車できるが、シーズンは朝10:00には満車に可能性があるので、できるだけ早く出かけたほうが良いだろう。
駐車料金は最初の2時間までが500円で後は1時間ごとに100円。
入山料は大人1人400円。
第二十二番総持寺からは国道171号線を池田方面へ、茨木ICを越え、豊川1の信号を右折、すぐの三叉路を左に亀岡方面へ戻る。箕面のクリーンセンター手前を箕面方面へ左折し、1kmほど走ると右側に寺が見える。
大阪府箕面市勝尾寺