本尊の十一面観世音菩薩は大光明殿に安置されていて、50年に一度、1ヶ月間だけ開帳される秘仏でり、また、千手観世音菩薩も本尊と同じく50年に一度開帳される秘仏である。双方とも、開基・為光上人の手彫りと云われている。
前回の開帳は昭和62年なので通常であれば平成49年の開帳であるが、平成20年9月から平成22年にかけて行われる「西国三十三所結縁御開帳」の伴い、平成20年と平成21年の10月にそれぞれ10日間だけ特別に開帳される。
境内に植えられた桜は約1,500本と言われ、開基・為光上人が竜宮城へ説法に行った帰りにもらってきた「七本桜」が興りと伝えられており、毎年の開花宣言でおなじみの標準木が本堂前にある。松尾芭蕉ゆかりの地でもあるらしい。
西国第二番紀三井寺へ大阪方面からマイカーで行くには、阪和道和歌山ICから国道42号線を南に約30分ほど走ることになる。紀三井寺交差点で左折(斜め左)、JR紀勢本線の踏み切りを渡ると石畳の参道が広がり、正面には紀三井寺が見え、風景は一変する。
山門を潜り、「清浄(しょうじょう)水」を右に見ながら231段の「結縁坂」を登ると本堂にたどり着く。この「清浄水」と境内に湧く「吉祥(きっしょう)水」「楊柳(ようりゅう)水」を併せた三つの井戸が「紀三井寺」の所以だそうである。
駐車場からは表参道を通らず、だらだら坂を登り本堂横に出る近道があるが、やはり表参道からの風情を楽しみたい。
「標準木」のさくらと本堂
2008年5月 新仏殿に入佛された
大千手十一面観世音菩薩
本堂前の香炉
駐車場からの裏参道にある
松尾芭蕉の像
和歌山城
周辺の見どころ
テキスト ボックス: 故郷を 
はるばるここに 紀三井寺
花の都も
近くなるらん
和歌山市紀三井寺町1201
国道42号線を大阪方面から紀三井寺交差点を左折、または海南方面から紀三井寺交差点を右折、すぐに斜め左方向へ行き、踏切を越えるともうそこは参道。両側にみやげ物屋がならび、その奥に朱色の山門が見える。表参道である。

山門をくぐり、231段の石段(結縁の石段)を上ると本堂にたどり着く。
第ニ番  紀三井寺
観音菩薩
マイカーで行く 西国三十三ヶ所巡り
本堂
境内から和歌山市内・和歌の浦を一望
表参道の石段(桜がきれい)
参道の風景(みやげ物屋が並ぶ)
救世観音宗 紀三井山 金剛宝寺護国院
秘仏本尊
十一面観世音菩薩
秘仏
千手観世音菩薩
花山法皇千年忌記念 結縁ご開帳の様子
【駐車場】
R42から踏切を渡ってすぐの道を左に行くと、駐車場の看板が見えるので、そこを右折。右側に直営の駐車場がある。料金は300円と入山料50円/人。
他にも民間の駐車場があるが、料金が少し高め。
駐車場から裏参道を登るのが近道だが、初めての方はやはり表参道から石段を登るのがいいでしょう。
【駐車料金】  300円
【入山料】    50円
【内拝料】   1,000円