この年の3月に晴れて満願となり、結婚記念日にお礼参りを善光寺に、と思っていたが、ちょうどその日は北京オリンピックの聖火が善光寺をスタートする日で、テロの危険性をも叫ばれていた。そこで、急遽この高野山をお参りすることに決めた。
西国三十三ヶ所霊場を巡りはじめておよそ8ヶ月。何もわからずに駆け足でただ訪問したという印象が強いが、無事三十三ヶ所を周るきることができたことに感謝、そして再びこの三十三ヶ所を巡ることができるように、と金剛峯寺を訪れた。
国道24号線からマイカーでいつ終わるともわからない長い長い山道を登り、ようやくたどり着いた大門は何となく神秘的で、霊気を感じるものであった。
海抜900mの山上にある面積110haにおよぶ一大盆地全体が霊場となっており、山の形は、四仏四菩薩を象徴する八葉蓮台の形を成しているといわれる。
高野山は弘法大使(空海)が嵯峨天皇の時代(816年)に真言密教の根本道場として定め、末徒の修禅観法および自らの入定の地とするために開創されたとされる。
和歌山県高野町高野山 TEL:0736-56-2011
マイカーで奈良方面からは、国道24号線を南下、橋本市から国道371号線または国道370号線に入り、山道を南下する。国道371号線は下の地図の右(東)側から高野町に入るルートで、大門側は国道370号線側の地図の左(西)側にある。
大阪方面からは、阪和自動車道の岸和田和泉ICから父鬼街道を南下国道24号線を左折、西高野街道を右折しさらに山道を南下することになる。
長い山道の登りを登りきると正面に大門が見えてくる。
【駐車場】
高野町に入るとメインストリートの周辺のところどころに駐車場がある。(右の地図の青いPのヶ所)
金剛峰寺の前の駐車場が便利。町内は路線バスが走っているので、どこかに車を停めてあとはバスで移動するのが便利である。
【駐車料金】 500円 (?)
金剛峯寺は、もと青巌寺といい、全国四千余りの末寺をもつ高野山真言宗の総本山で、豊臣秀吉により1593年に亡母追善菩提のため、応其上人に命じて建立された。その後、1863年に再建されたのが現在の建物である。
現在の金剛峯寺は一つの独立した寺であるが、高野山全体を総括する伝統はそのまま残され、高野山真言宗の総本山として、一切の宗務を司る宗務所があり、海外を含む全四千寺、一千万人にもおよぶ信徒の信仰の中心となっている。
本坊のほか、別伝、奥殿、新書院、茶室などの建物がある。