マイカーで壷坂寺へ向かうには、第五番葛井寺から奈良の明日香村まで少し長い移動をすることになる。葛井寺の駐車場を右に出て、国道170号線を南下、南阪奈道路「羽曳野IC」から有料道路に入り、橿原へ向かう。にぎやかな大阪の雰囲気も葛城山を越えたあたりから落ち着いた古都の雰囲気となる。橿原から第七番岡寺の西を通り、大和三山、飛鳥を左に見ながら、桜で有名な吉野山の手前で壺阪山へと入る。
703(大宝三)年、元興寺の弁基上人がこの山で修行をしていたところ、愛用の水晶の壺の中に観音菩薩を見出し、坂の上の庵に納め、感得した像を刻んで寺に安置したのが始まりといわれている。
春から初夏にかけて、やまぶき、つつじ、ラベンダーが咲き誇り、秋には境内一円のもみじや周辺の山々が色づき紅葉の風景が広がる。
十一面千手観音
テキスト ボックス: 岩をたて
水をたたえて 壺阪の
庭の砂も
   浄土なるらん
大観音像
観音菩薩
マイカーで行く 西国三十三ヶ所巡り
駐車場から飛鳥の里
本尊の十一面千手観音像は、特に目の観音様として広く信仰を集めている。
室町時代に再興された高さ2.4mの座像で、頭髪のみに彩色する平安時代初期の様式で、日本最古の千手観音とされる第五番葛井寺よりも古くから千手観音信仰が芽生えていた可能性があると云われている。

明治のころ、失明回復祈願にまつわる「沢市お里」の夫婦愛を描いた浄瑠璃「壺坂霊験記」が共感を呼び、寺への信仰も広がった。

また、山の斜面には、高さ20mの「大観音石像」が立っている。境内に多数ある石仏、「匂いの花園」「音のライブラリー」など、インド渡来のものが多いのは、この寺がインドで続けているハンセン氏病患者救済活動などに対してインド政府から寄贈されたものも数多くあるからである。
「壺阪霊験記」の
沢市とお里
吉野の千本桜
周辺の見どころ
真言宗豊山派 壺阪山 南法華寺
葛城山から大阪湾を望む
葛城山のつつじ
おみやげの「魔よけの鬼」

駐車場入口のゲート

第五番葛井寺からは国道166号線を東に、また奈良市内方面からは国道24号線を南に橿原市へ、橿原市からは国道169号線を南に高取町方面へ約10km、壺阪山駅付近をすぎ「清水谷」交差点を東(左折)へ入り山道に入る。
しばらく走ると左に専用駐車場の入り口である無人ゲートが見えてくる。
奈良県高市郡高取町壺阪3
第六番  壺阪寺
【駐車場】
無人ゲートを潜ると有料の第二駐車場が広がっているが、そのまま車で、もう一段上の第一駐車場まで上がると受付の近くまで行くことができる。
2008年までは、受付で入山料と駐車料金を支払うと、帰りの無人ゲートを通過できるカードをもらえ、帰りはゲートを通過できたが、2009年10月現在はゲートで駐車料金500円支払って外へ出るシステムに変更されている。
【駐車料金】  500円
【入山料】   600円(JAF会員は、500円)
【内拝料】   無料