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[和金飼育の特徴]
1.排出する糞の量
金魚は他の魚と比べて糞の量が多く、このことが金魚の飼育で最もきをつけるべきことになります。
2.水槽内の水流への対応能力
和金は若干の水流があってもよく、これはメンテナンス上のメリットとなります。
3.体の成長
和金は、2〜3年で15cmになります。必要な水槽の大きさなど、将来設計をある程度念頭においておくことも重要です。
4.過密飼育
1匹で10リットルの水槽の水が必要といわれますが、普段目にする小さな(子供の)和金を飼っているとつい過密飼育になりがちです。過密飼育では、できるだけ飼育水内に酸素を供給できるように考えましょう。
[フィルター]
金魚は糞の量が多く、上部フィルターがよいとされます。さらに過密飼育の状態にできるだけ対応できるように、上部フィルターに底面フィルターを併設するとよいでしょう。
金魚のふんを上部フィルターのウールマットで吸収して物理ろ過を行い、アンモニアなどを底面フィルターにより硝酸塩にまで分解する生物ろ過を行うというイメージをもつのがよいでしょう。(硝酸塩が飼育水内に蓄積するため飼育水は定期的に換える必要があります。)
水槽内の金魚のふんを出来るだけ上部フィルターで吸い取って、ウールマットで吸収することが重要です。上部フィルターの内部にはできるだけウールマットをつめて、頻繁にウールマットを清掃しましょう。また、上部フィルターの底のよごれた水をプロホースなどで吸い取って清掃することも重要です。底面フィルターを併設している場合はバクテリアが底砂に住み着いており底面フィルターで生物ろ過することができるため、上部フィルターのウールマットは全て一度に取り替えることも可能です。つまり、ウールマットの交換により上部フィルター内にバクテリアが一時的にいなくなっても問題ありません。上部フィルターのウールマットを全部交換すれば、飼育水がきれいになります。
また、底面フィルター水槽の底の砂利は、数ヶ月や半年に1回、飼育水を使って掃除するとよいでしょう。
上部フィルターと底面フィルターを連結するのではなく、別々のろ過器として利用しましょう。(連結した場合には底面フィルター付近の砂利に糞が沢山たまり、掃除がかなり大変になると思います。)
[水槽]
上部フィルターを使用する場合には、水槽の上部に枠のある水槽が必要です。鑑賞目的には曲げガラスの上枠つきの60cmの水槽がよいでしょう。
また、水槽の飼育水には時間とともに硝酸塩が蓄積されるので換水が必要です。1週間に1/2〜1/3程度の水を換えるとよいでしょう。エアレーションの水泡がなかなか消えなくなるのは硝酸塩が蓄積されている証拠のようです。
[砂利]
一般的には大磯などを使用することが多いようです。しかし、砂利の間にふんが溜まらないようにすることを考えれば、ピュアブラクなどの比重の軽いものがよいかと思います。
(どじょうを飼うのも楽しいです。)
[ヒーター]
ヒーターを入れると格段に飼育しやすくなります。特に、1日の水温の変化が激しい春や秋などに有効です。
また、設定温度を調整できるものであれば、白点病の治療(白点病の時に温度を上げる)を実施することが出来ます。
[えさ]
えさの種類により、水槽の底面にたまる金魚のふんの量が変わります。適切なえさを利用すれば、ふんが底面にたまらず砂利の掃除の頻度を抑制できます。
[エアーレーション]
エアーレーションを行うと、水槽の底の水が攪拌され、酸素が供給できるともに、底にたまった金魚のふんを攪拌することにより上部フィルターに吸収しやすくしてくれます。
[白点病]
1日の水温差が激しくなると、金魚は白点病にかかりやすくなります。この白点病は1回かかると次回以降は白点病になりにくくなるようです。この白点病を1度経験すれば、丈夫な金魚になるようです。
白点病にかかった場合には水温を27〜30度まであげれば病原菌が死んで金魚が病気から回復するようです。1日に2〜3度程度のペースでゆっくりと水温をあげることがポイントです。
[ガラス面の掃除]
水槽のフタなどのガラス面に、水垢(カルシウム)がつきます。この白い水垢はお酢をつけてティッシュなどでふき取るときれいに取れます。
[苔対策]
苔対策に石巻貝などをよく飼います。この貝の飼育が意外と難しいです。石巻貝はもともと淡水で長生きするものではないようですが、えさとなる苔の量や、飼育水の水質などの影響を受けるようです。たにしやその他の貝で代用するものようようです。
また、石巻貝は金魚によくつつかれますが、ひっくり返ると自分では起き上がれないので注意が必要です。
また、石巻貝は水質に敏感で、水換えを怠ると水槽に上部に移動したり、弱ったりします。できるたけ水換えを頻繁に行うのが、長生きのコツのようです。
[栄養補給]
微量元素の補給に、ハイポネックスのハイグレード活力液を少量いれるのがよいかも知れません。
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