古墳スケッチ

水木古墳
(奈良市大柳生町2077-3番地)
古墳の解説
 「水木古墳」は、直径15mの円墳で、高さ4mを測れるが上部が削られているため本来はもっと高かったと考えられる。 墳丘の周囲には50cm〜1.0m余りの石材を垂直に積み上げた外護列石(石垣)が全周する。外護列石が築造時の姿を保ち、崩れることなく残っているのは珍しい。また、墳丘東側には木の柱を建てたと考えられる直径20cmあまりの穴が数個発見。この柱に祖霊が宿るものと考えられる。石室の入口は南西方向。通路を塞ぐ閉塞石も存在した。石室は全長約8m、玄室長約3.3m、羨道長約4.7m、玄室幅約1.4m、羨道幅約1.0mの両袖式横穴式石室。玄室床面には石敷きが見られ、棺を留めるのに使った鉄釘が出土しているので、木棺が納められていたと考えられる。出土遺物は、須恵器約30点(杯身、杯蓋、提瓶3、はそう2、無蓋高杯2、短頚壷2等)、土師器約20点(直口壷、ミニチュア土器等)、鉄製品(鉄釘、鉄鏃4、刀剣片2等)、石製品(砥石1)、馬具等多量の副葬品が納められていた。20数年前の出土遺物を合わせるとさらに数が増える。
石室入口

外護列石(石垣)

宮ノ下古墳
(奈良市大柳生町)
古墳の解説
 水径24mの円墳だったらしい。今は水田の横に石材のみ残る。
 場所は夜支布山口神社(写真右の杜)の東側水田付近。

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