アオオニテンナンショウ(サトイモ科テンナンショウ属)青鬼天南星
テンナンショウ属植物は、世界には170種ほど知られ、日本では北海道から沖縄まで分布し、その種類も
30種に及ぶ。
多年草で地上部には、通常葉を1〜2枚付け地下部には、扁平型をした塊茎を持つ。春から夏にかけサト
イモ科の特徴である肉穂花序と仏炎苞を持った花を付ける。果実は、トウモロコシ状の朱赤色となる。アオ
オニテンナンショウの茎は、斑模様の特徴を持つ。
同じサトイモ科のカラーなど園芸品種として人気のあるものがありますが、天南星属は、変異種が多くムサ
シアブミなど特徴のある仏炎苞が、観賞用としても珍重されています。
塊茎、果実に有毒成分であるシュウ酸カルシウムを持ち、誤って食べると口唇、口内のしびれなどの他腎
臓障害を起こします。食料の無かった時代には、有毒であることを知りながら、塊茎を何度も水に晒し飲み
込むことで飢えを凌いだこともあったようです。
本館左雑木林にて