アセビ(ツツジ科アセビ属)馬酔木 馬酔 安之婢 安志妣 馬酔木(あせぶ) 馬酔木(あせぼ) 馬酔木(
あせぼのき) 馬酔木(あしみ) 馬酔木(あせみ) 馬酔木(あせも) 馬酔木(ばすいぼく) 麦花(むぎば
な) 麦飯花(むぎめしばな) 米米(こめごめ) 馬不食(うまくわず) 鹿不食(しかくわず) 毒柴(どくしば
) ひささぎ 歯毀(はこぼれ) あしぶ あせぼしば あぜみ いわもち えせび おさかなもり かすくい
ごまやしば さるぼ しやしやり せつぼく てかきしば ぱちぱち よしみ よしみしば よせぶ えなば よ
なばしば よねしば よねば
ツツジ科の常緑低木。葉は互生し、広倒披針形、長さ3〜8センチメートルで先はとがり、縁に細かい鋸歯
がある。3〜4月、枝先に複総状花序を下垂し、白色の小花が開く。花は壺形で先が浅く5裂し、長さ約6
ミリメートル。乾燥した山地に生え、本州の宮城・山形県以西と四国、九州に分布する。
花、葉、茎に毒があり、馬がこの木の葉を食べると中毒により動けなくなることから馬が酔う木と名付
けられている。かっては、この葉を煎じて殺虫剤として用いられていた。
万葉集には10首が詠まれています。
磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき君がありと言はなくに(巻二・大伯皇女おおくのひめみこ)
池水に影さへ見えて咲きにおふ馬酔木(あしび)の花を袖に扱入(こき)れな(巻二十・四五一二)大伴家持
馬酔木なす栄えし君が掘し井の石井の水は飲めど飽かぬかも (巻七・一一二八 作者不詳)
曙馬酔木は馬酔木の園芸種で別名紅花馬酔木ともいう。裏山には3mほどの白色の馬酔木が自生し
ており、鹿もこの木は避けているようです。親鹿が子鹿に教えているのでしょうか毒性を見分けて
います。そういえば奈良公園にも馬酔木が数多く植栽されていることを聞いた事があります。夾竹
桃などの毒性を持つ他の木も食べられた様子が無く、野生動物はいったいどうやって毒性を見分け
ているのでしょうか。
こすもす棟の裏側斜面に紅白の馬酔木が並んで植栽されています。心憎い演出です。ほとんど同じ環境
ですが、曙馬酔木の方が、一足早く開花しています。梅の花に先駆け馬酔木の開花がそろそろと始まりま
した。
アセビ(ツツジ科アセビ属) 馬酔木