ベニバナボロギク(キク科ベニバナボロギク属) 紅花襤褸菊
ベニバナボロギク(キク科ベニバナボロ属)紅花襤褸菊
アフリカ原産の帰化植物で日本には、第二次大戦後に北九州で発見されて以来、現在では、関東地方に
まで分布が広がる。花期は7月から10月で草丈1.5m、枝の先きに垂れ下がった頭花を数個付ける。
総苞は、円筒形で花冠は筒状、先は紅色、基部は白い。痩果には白く長い冠毛があり風媒により種子を
散布する。葉は、互生して長い柄があり倒卵状長楕円形で不規則に羽裂する。茎は直立し上部で枝が分
かれる。
ベニバナボロギクの名前については、先日紹介しましたダンドボロギクに準じますが、紅花の名前の通
り花が赤いのが特徴です。又、花はうなだれたように見え、全体に柔らかい感がして食用野菜として柔
らかく香りも良いとされます。
植物には、それぞれに適した環境、住み分けというのでしょうか独自の生育環境を持っています。他の
植物の根付かない空き地、開墾されたばかりの土地にいち早く現れるタケニグサなどの先駆植物と呼ば
れる植物があります。紅花襤褸菊もこの先駆植物と言われ、開墾された山野、山焼きの後にいち早く群
生する特徴があります。数年前には、この紅花襤褸菊は、この場所にはありませんでした。紫陽花を移
植する為、開墾したばかりの土地に素早く根を降ろし成長したものと思われます。
群れて立ち枯れした姿は見窄らしくボロボロであり、これも襤褸菊の名前の由来でしょう。