ベニシダ(オシダ科オシダ属)紅羊歯
ベニシダ(オシダ科オシダ属)紅羊歯
関東以西に普通に見られる常緑多年生のシダ植物。若葉が紅色であることからこの名が付く。本館左側林縁
に数多く見られます。葉身は大きいもので1mほどにもなるという良く目立つシダ植物です。葉の長さも3cmか
ら70cmと変異が大きく同定を難しくしているのもこのシダ植物の特徴でしょう。ベニシダは、無融合生殖とい
う親と同じ性質を持つ胞子を作りクローン増殖するという方法で生存域を拡大しています。その為遠く離れた
地に胞子を散布し単独で生育する特徴を併せ持っています。芽生えたその地で交雑することから変異種が多
いのも特徴かと思われます。これに良く似た生存域を拡大する戦略を取った植物にセイヨウタンポポがありま
した。(4月18日付けの「白いタンポポ」を参照)もしかするとシダ植物ベニシダの特性を引き継いだのがセイ
ヨウタンポポなのかも知れません。