ビョウヤナギ(オトギリソウ科オトギリソウ属) 未央柳
ビョウヤナギ(オトギリソウ科オトギリソウ属)未央柳 別名 ビヨウヤナギ(美容柳)ミジョヤ
ナギ(美女柳) キンセンカイドウ(金線海棠)
中国より江戸時代に金糸梅と共に伝わる。樹高1.5m程度の半落葉低木で良く枝分かれし、葉を茂ら
せることからこんもりとした樹姿となる。花期は、6月〜7月ころで直径5cmほどの黄色の5弁の
花を多数咲かせる。雄しべに特徴があり、花糸は長く、多数あり、光輝くように見える。別名の金
線海棠の名前が良く似合う美しい花である。葉は、効率の良い光合成を得る為か上から見ると十字
にみえる十字対生となっている。
中国、唐の時代、楊貴妃と玄宗皇帝が住んでいた宮殿を未央宮と呼んでいました。現在の太極殿に
あたります。未央柳の名は、唐の詩人白居易の七言古詩、長恨歌の其五にある「大液の芙蓉、未央
の柳」に由来します。
芙蓉は楊貴妃の顔のように美しく、柳は楊貴妃の細い眉のようであると楊貴妃の眉を柳の葉に例え
た詩です。
この詩をもとに楊貴妃とこの花の美しさを重ね合わせ未央柳の名が和名となりました。 金糸梅な
どオトギリソウ属の中でも雄しべが長く開いた様は、際立って美しく別名にも美を強調した表現が
見られます。
茶花園にて