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ホソウリゴケ(蘚類 ハリガネゴケ科ウリゴケ属) 細瓜苔

ホソウリゴケ(蘚類 ハリガネゴケ科ウリゴケ属)細瓜苔


日本全国に分布し、草丈
mm以下の小型で石垣、岩の上などに普通に見かける。雌雄異株で茎は

直立し数個の新芽を持ちコロニーを形成する。葉は0.6~1mmほどの卵形で黄緑色〜淡緑褐色。

(さく)柄は、8~10mmで凵iさく)の長さは1.2~1.6mmの卵形〜長卵形。口環を持つ。俳句の季

語にこけの花があります。初夏の季語で、涼を演出していますが、こけに花はなく花とするのは

、胞子嚢を指しています。凵iさく)と呼ばれる胞子の入った胞子嚢であり、これを花に見立て

たものです。ゼニゴケの雄株の様に初夏に花のような形態をしているものもありますが、これも

花では無く、精子を分泌する器官です。胞子は晩秋から初春にかけて散布されますが、100万

個とも言われる胞子の散布期には、まるで煙が立つように見えます。ホソウリゴケの名はこの胞

子嚢の形が瓜に似ていることから名前が付けられています。

石仏に永遠の命やこけの花(管理人)

石仏に永遠の命が吹き込められ、その上に咲くこけの花も又、永遠に生き続けるという意です。

コケ植物は、不定芽、あるいは、無性芽とよばれるクローン増殖により理論的には、半永久的に

生き続けることが出来る特殊な能力を持っています。石垣、岩の上など他の植物が根付かない、

競合しない環境にも生存域を広げています。こけ植物には、仮根と呼ばれる根のような組織があ

りますが、顕花植物のように根から養分を吸収する仕組みは無く、体を支える機能を持っている

のみです。大気中の二酸化炭素を直接葉に取り込み光合成により、体を作り、他の植物と競合し

ない環境にしたたかに生きる植物と言えるでしょう。