ホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)蛍袋 別名 蛍花 蛍草 提燈草(ちょうちんぐさ)
提燈花(ちょうちんばな) 釣鐘草 燈籠花 雨降花(あめふりばな) 葬式花 徳利花
北海道西南部から九州にかけて日本各地に生える多年性草本。草丈40〜80cmで花期は、初夏。先
端が開いた釣鐘状の花を咲かせる。花色は白と淡い紅色のものがある。葉は三角形に近い卵形で冬に
は枯れて根の状態で過ごす。
冬の間は、根で過ごすことから、気が付かずにいますが、この季節、何時の間にか姿を洗わし釣鐘状
の花を咲かせています。
「小兒其花ヲ以て蛍を包む故に蛍嚢の和名あり」牧野日本職物図鑑とあり、子供達が蛍を捕まえ、こ
の花に入れその光を楽しんだことに由来するとあります。
火垂袋説もあります。火垂るは、火を垂れ下げる提灯のことを指し、昆虫の蛍の語源となったもので
す。火垂るが蛍となったと同様、提灯の火垂るがホタルブクロとなった可能性もあるという説です。
山野には、変異種のヤマホタルブクロもあり、両者の違いは、萼片の間の付属体で見分けます。付属
体が反り返るホタルブクロに対し、萼片の間が盛り上がるだけのヤマホタルブクロと見分けます。山
野で見かけたら、萼片を観察して見るのも趣向かとお勧めします。