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木偏に公(つつぬけ)の字は、葉が細く間が透けていることを表している。 松の名前の由来に付いては、諸説あり、久しく齢を保つ意の「たもつ」の転訛説。行く末を待つと いう「待つ」。神が木に宿るのを待つ「待つ」。葉が二股に分かれていることから「股」。葉がま つ毛に似ていることからまつ毛の「まつ」。 神の宿る神聖な木であることから「祭り」あるいは、「祀る」などがあリ、社寺で出会う「影向( ようごう)の松」は、松に神が姿を現す仮の姿という意味がある。 万葉集には79首が詠まれています。表記も様々で「松の木」「松が根」「松が枝」「松の葉」 「松の花」「小松」「浜松」「松蔭」「松原」「夫松」「磯松」「松柏」「玉松」「荒磯松」 「結び松」「飛羽山松」「一つ松」などがあり万葉人が松の様々な姿に心を動かされたことが伺え ます。 マツタケを秋の香(あきのか)として詠んだ歌もあります。
高松の この峰も狭に 笠立てて 満ち盛りたる 秋の香の良さ 巻十・二二三三 作者不祥
正月の門松として、玄関先に置く風習は、平安時代に始まり、江戸時代に現在の飾り付けが一般的 となったようです。門松と呼ばれるように元はといえば、平安貴族の人たちが「子の日の松」と呼 ばれた根の付いた小松を紙に巻き水引をかけ長寿祈願の印として玄関の両脇に飾ったのが始まりと されています。神が宿る神聖な木に長寿を祈願する風習として現在に受け継がれて来ています。 本館右裏山にある数本の赤松にも、ここ数年松枯れの被害があり、やがて枯れ落ちてしまうのでは
と思われましたが、周辺には、数多くの幼木が根付いていて新たな松林を作ろうとしています。 |









