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モウソウチク(イネ科タケ属) 孟宗竹

モウソウチク(イネ科マダケ属) 孟宗竹 別名 唐孟宗 わせたけ

たけの語源は諸説あり、「高(たか)・丈(たけ)・長生(たけおふ)・高生(たかはえ)などがあり

ます。いずれも竹の性質である長さを表す言葉。


孟宗竹の名は、中国の三国時代の人で呉の国の高官であった孟宗という人物の名前に由来する。

あるとき病気の母親が真冬に筍を食べたいと言った。孝行息子であった孟宗は、筍を掘りにいったもの

の雪に覆われた竹林に筍があるはずもなく、泣きながら天に祈ったところ雪が融け、あたり一面に筍が

生えてきた。それを持ち帰り病気の母に食べさせたところたちまちの内に病気が治ったいう故事から孟

宗の竹となった。


孟宗竹の寿命は、およそ10年と言われています。枯れたり折れたりすると張り巡らされている地下茎

からは、縁を切り、そこには、新しい地下茎を伸ばします。


67年に一度花を咲かせると言われていますが、それを実証した例は、わずか2例しかないようです。

薩摩藩によってもたらされ、全国に広まったのは江戸時代以降のことで、日本での孟宗竹の歴史は浅く

それが、人の寿命に相当することからすると無理もないことでしょう。