ムラサキケマン(ケシ科キケマン属) 紫華鬘
ムラサキケマン(ケシ科キケマン属)紫華鬘 別名 薮華鬘 野芹 薮芹 蛇枕 曼陀羅華 薮人参 狐茶
袋 地蔵豆
日本全国に分布するやや湿った日陰に生える草丈20〜50cmの2年草。4〜6月にかけ紅紫色の花を花序
につける。花は12〜18mmの筒状唇形。葉は、2〜3回羽状にこまかく裂け、裂片はさらに細かく裂ける
。果実は、2cmほどのさく果で熟すと果皮が巻きかえり、黒い種子をとばす。
和名は、紫の華鬘草の意で華鬘は、仏像や堂塔の頂きに付ける花飾りのことで、元はといえばインドの風俗
で、糸で多くの花をつづり、首や身体の飾りとしたのに始まり、仏前を荘厳するのに用いられていた。日本
では、金、銀、銅などで作られた造花が用いられている。花の姿をこの華鬘に例えて名付けられている。ケ
シ科の植物でもあり、全草に強い有毒成分を持っているので注意を要します。この成分を利用して紫菫と呼
ばれる発汗、利尿、清血などの薬用として用いられてきました。