敷地内に見かけるシダ植物の中では、一番大きな種類です。大きな厚い葉には、光沢があり、色は、
深い緑で裏面には無数のソーラスと呼ばれる胞子嚢をつけています。この種もオニヤブソテツ・ヒメオ
ニヤブソテツ・ムニンオニヤブソテツ他雑種も多く、種の分化が進みそれぞれの環境に応じた住み分
けがされているようです。シダ植物の生存戦略として胞子を散布して生存域を拡大していますが、胞子
には、造卵器と造精器を併せ持っていて1個の胞子ですばやくその環境に適応する自殖型と造卵器の
みを有し、近くに2個以上の胞子がある場合に、子孫を残す他殖型が有ります。この他殖型胞子によ
り、種の分化が起きたとされ、異なった環境に適応する個体を手に入れたようです。
本館左側林縁にて
オニヤブソテツ(オシダ科ヤブソテツ属) 鬼藪蘇鉄
オニヤブソテツ(オシダ科ヤブソテツ属)鬼薮蘇鉄日本では北海道南部から沖縄にかけて生息する大
きな小葉を持つ常緑多年生のシダ植物。
蘇鉄に似ていることから薮に生える蘇鉄の名前があり、同属のヤブソテツより葉が大きいことから鬼
薮蘇鉄の名が付く。