レンギョウ(モクセイ科レンギョウ属)連翹 別名 連翹空木 きんすだれ 古名 鼬草(いたちぐさ
) 連翹(いたちぐさ) 以多知久佐 鼬黄櫨(いたちはぜ) 以多知波世(いたちはぜ)
中国原産で日本には天和年間(1681年〜1684年)より以前に渡来したとされている。
樹高1〜3mの落葉低木で雌雄異株。花期は4月、葉の展開とほぼ同時に2.5cmほどの黄色い花を咲かせ
る。花冠は4深裂し雄しべは2個、萼片の縁には毛がある。葉は対生して長さ4〜8cm幅3〜5cmの卵
形で先端は鋭く尖る。縁に粗い鋸歯がある。果実はさく果で1.5cmほどの長卵形。熟すと2裂し種子を
散布する。
連翹の原産地は中国ですが、中国で連翹といえばトモエソウもしくは、オトギリソウであり、共に薬草
として用いられていました。日本に伝えられた際、中国名の連翹の実をこのレンギョウと誤った為、そ
れ以後レンギョウと称され、その後、誤りに気付き、区別する為、連翹空木と呼ばれるようになりまし
た。
空木とあるように枝の中は画像のように中空です。
連翹には、レンギョウ、シナレンギョウ、チョウセンレンギョウなどがあり、総じて連翹と呼ばれ公園
などに広く植栽されています。連翹の別名に連翹空木とあるように枝の中は中空で、枝垂れる性質を持
ち枝を伸ばし垂れ下がった枝が地面に達するとそこから根をおろし成木となります。移動の手段として
は、つる性植物に似た珍しい樹木です。古くは鼬草などイタチの名前が見られますが、長い尾を持ち立
ち上がるイタチの姿をこの木に重ねたのか、あるいは連翹の茂みに隠れるイタチを表わしたものか、こ
の名の由来についてはよく分かっていません。
画像は、枝を直立させる種であり、葉、花の様子から、連翹の中でも大正時代に持ち込まれた中国原産
のシナレンギョウと呼ばれる種類です。春の柔らかく明るい日差しの中、鮮やかな黄色い花を勢いよく
上に伸びる枝全体に咲かせています。