シャシャンボ(ツツジ科スノキ属)小小ん坊・南燭 別名 病葉(わくらば) 七竃(ななかま
) うばのてやき よねしば 古名 鳥草樹(さしぶのき) 鳥草樹(さしぶ) 佐斯夫(さし
ぶ) 佐世乃木(させのき) さしび させ させび させぶ
日本では本州西部、四国、九州にかけて分布する常緑小高木。花期は7月頃で前年枝の液部から
総状花序を出し白い壷状の花を無数に咲かせる。葉は互生し、3〜8cmの先端の尖った卵状楕円
形。葉は厚く痩せ地の乾燥した場所にも適応力を持つ。果実は秋に熟し、食用とされ、ブルーベ
リー同様アントシアニンを多く含み甘く酸っぱい実を数多く実らせる。直径5mm程の小さな果実
。
シャシャンボの名は小々坊であり、小さな小さな果実を表わしています。古名のさしぶの転訛し
たもので「ぶ」は「あせび」の「び」と同じく「実」を表わしているとされます。古くから知ら
れていて古事記にもサシブの木として登場しています。南燭は、漢名を用いています。
ワクラバについては、病気の葉の意味で葉が冬になると紫がかった褐色になり白い斑が入ること
から病気の葉に見える事から名付けられています。古くから知られており方言名も多く、七竃(
ななかま)とも呼ばれ七度かまどに入れても燃え残ることから良質の炭の原木としたようです。
画像は樹高3mほどになる本館裏斜面の林縁のものですが、もう1本、本館左側の雑木林の中にも
あることから共に自然木と思われます。