タマスダレ(ヒガンバナ科ゼフィランサス属)玉簾 別名 レインリリー ゼフィランサス・カンデ
ィダ
中央アメリカ(ブラジル、ペルー)・西インド諸島が原産の球根植物で日本には、園芸品種として明
治の初期に持ち込まれている。
花期は、7月から9月で地表から伸びた20〜30cmの花茎に1個の上向きの白い花を咲かせる。
花は、直径4〜5cmで花被は6裂し、長短3本のおしべがあり、柱頭は、3裂する。葉は肉厚で20
〜30cmの線状で春から秋にかけて数本立ち上がる。
鱗茎による繁殖力が旺盛で、当施設でも野生化しており広範囲に分布しているのが見られます。
花は2〜3日で萎みますが次々と咲かせることから、長期に亘り咲き続けるように見え、一面に咲く
純白の白い花がこの季節の見所となっています。
ゼフィランサス(Zephyranthes)は、ギリシャ語のZephyros(西・西風)とanthos(花)が語源です
。和名の玉簾は、花の姿を珠に、そして細長い葉が集まっている様を簾に見立てたものが一般的な解
釈ですが、玉から想像するとむしろ花より蕾の状態を玉に見立てるほうが似合っているように思われ
ます。
レインリリーの名前の通り、雨が続くと球根が水分を蓄えることにより、突然現れたように花を咲か
せています。
全草に有毒成分があることから取り扱いには注意を要します。