ツワブキ(キク科ツワブキ属) 艶蕗
ツワブキ(キク科ツワブキ属)石蕗 艶蕗 別名 磯蕗 款冬(カンドウ) たからつば つばの
は 山蕗 古名 山蕗(やまふぶき) 也末布々岐(やまふぶき) 夜末不不木(やまふふき)於
保波(おほは)
艶のあるフキの意で海岸などに多く自生している常緑の多年草。本州の福島、石川県以西から沖縄
、南西諸島にかけて分布する。花期は10月から12月にかけて茎先に直径5cmほどの黄色い頭花
を付ける。舌状花は、1列に並び中心に筒状花が多数集まる。総苞は、筒形で、総苞片は1列に並
ぶ。根茎は太く、長い柄のある根出葉を叢生する。葉身は腎円形で長さ4cm〜15cm、幅10cm〜
30cm、全縁に近いかわずかに歯牙を持つ。葉の表面は深緑色、光沢がある。果実には冠毛があり
、汚褐色でおよそ1cm。フキの語源は大きな葉を紙の代わりとした拭き葉(フキハ)説。フキノト
ウの白い毛の様子から白髪混じりの意のフフキ説。あるいは、冬葱(フユキ)でフキノトウを指す
。古名は、布布岐(フフキ)で和名抄(932年)以来、現在の蕗に定着した。ツワブキのツワは
葉に光沢があることからフキの葉に似る艶葉蕗(ツヤハブキ)と呼ばれ、それがツハブキとなり、
さらに転訛してツヤブキと呼ばれるようになった。又、葉が厚い事から厚葉蕗(アツハブキ)と呼
ばれツハブキへと転訛した説。海岸に自生が多く見られることから津の字が当てられ津葉蕗(ツハ
ブキ)となった説もある。若い茎と葉を採り天ぷらにして良し、他にもアク抜きをして煮物、汁物
、炒め物、きんぴら、佃煮など広く利用されています。たけのこ、わらび、椎茸と合わせた煮物は
、定番です。ツワブキの佃煮は熱々のご飯にのせるとこれだけで十分、きんぴらも美味そうだし、
ビタミン類も多く含まれています。自生する環境でしょうか、山から溶け出し運ばれたミネラル分
、Na,K,Ca,P,Fe,Mgなども多く含まれています。