ウメ(バラ科サクラ属)梅
ウメ(バラ科サクラ属)梅 別名 好文木(こうぶんぼく)・春告草(はるつげぐさ)・木の花(このはな)・初名草(はつなぐさ)・香散見草(かざみぐさ)・風待草(かぜまちぐさ)・匂草(においぐさ)・初花草・藻塩草・毛吹草・花魁(くわくわい)・百花魁・氷花(ひょうか)・氷魂(ひょうこん)雪魂(せっこん)玉蘂(ぎょくずい)・?仙(くせん)・清友(せいゆう)・清客(せいきゃく)・朽木・花兄(はなのあに)・花待草・香栄草(かばえぐさ)・君子・雪君・雪中君子・雪中高士・君子香・匂草・緑花・木母(もくぼ)・世外佳人(せがいかじん)梅早花(うめつさばな)・木花(このはな)・告草(つげぐさ)・つけ草・いひなしのはな・みぶんぼく 古名 梅(むめ)牟女(むめ)
日本に自生種は無く、奈良時代以前に中国より伝わった。当初は薬用として伝わった鳥梅(うばい)と呼ばれる燻製の黒い梅の実だったようである。このウバイが転じてウメとなった説。又、中国での梅の発音(メー)に由来し、日本での発音(ンメー)あるいは(ムメ)が「ウメ」と発音されるようになったという説がある。
東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ
菅原道真が大宰府へ左遷された際詠んだ歌で、京都の邸宅から一夜にして九州の太宰府に主を慕って飛んできたという飛梅伝説があるがこの飛梅の樹齢は1000年を超えるとされる。
万葉には119首もの梅の歌が詠まれています。別名が多いことからも古くから愛されてきた花と言えます。
わが国に梅の花散るひさかたの天(あめ)より雪の流れ来るかも 巻五 大伴旅人
雪の色を奪いて咲ける梅の花今盛りなり見む人もがも 巻二 大伴旅人
万葉の時代には、紅梅が伝わっていない為、白梅の花びらを雪に見立てています。
梅の花 香をかぐはしみ遠けども 心もしのに君をしぞ思ふ 巻二十 市原王