ヤブソテツ(オシダ科ヤブソテツ属) 藪蘇鉄
ヤブソテツ(オシダ科ヤブソテツ属)薮蘇鉄 別名 ムカデグサ オオワラビ ウシゴメシダ オニシダ
ヤブソテツは、本州から九州にかけてごく普通に見られる常緑多年生のシダ植物です。葉の様子が蘇
鉄に似ていて薮にあることから薮蘇鉄の名が付く。先日のオニヤブソテツと同種同属であり、特徴もほぼ
類似しています。主な相違点は草丈50cm程度の小型で小葉は、薄い緑色で光沢があまり見られないと
いうことでしょうか。この種も分化が多くあり、テリハヤブソテツ・ナガバヤブソテツには、光沢がありオニ
ヤブソテツもその一つです。他にもキレハヤブソテツ・ツクシヤブソテツ・ヒロハヤブソテツ・ホソバヤマソ
テツ・マムシヤブソテツ・ミヤコヤブソテツ・メカブソテツ・ヤマヤブソテツなど多くの種類があります。自殖
型の胞子に依る増殖は、親株が適応した環境に子孫を残し、他殖型の胞子に依る増殖は、異なった環境
に勢力を拡大する為か多くの種を生み出したようです。顕花植物にも万両など昆虫により花粉の媒介を
委ねる他家受粉以外に雄蕊を自ら動かし自家受粉することにより子孫を残す植物もあります。子孫を残し
勢力を拡大する仕組みとして引き継がれたようです。