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ヤブツバキ(ツバキ科ツバキ属) 藪椿
ヤブツバキ(ツバキ科ツバキ属)薮椿 別名 山椿 

ヤブツバキ、南は九州から北は青森を北限として広範囲に分布が見られる日本固有種

の椿で一般に椿と言えばこの種を指す。
野生のヤブツバキの花には、変異が多く見ら

れ濃紅色から朱紅色、白色などの花色の変化の他に花弁にも丸弁から長倒卵形のもの

もある。花が白いヤブシロは、この変異種として広く栽培されている。又、花が八重

化し易く、枝変わりを生じ易く、花にウイルス性の白斑が入ったりもする。この特性

から数多くの園芸品種がヤブツバキを母樹として生まれて来ている。

日本原産であることから古事記にも登場しています。「倭のこの高市に小高る市のつ

かさ新嘗屋に生ひ立てる葉広ゆつ真椿其が葉の広り坐しその花の照り坐す高光る日の

御子に豊御酒献らせ事の語り言も是をば」下巻・雄略天皇


万葉集には、山つばきの名で詠まれています。

あしひきの山つばき咲く八峯越え 鹿待つ君が斎ひ嬬かも 巻七・一二六二 古歌集