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ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属) 洋種山牛蒡 別名 アメリカヤマゴボウ


北米原産の帰化植物で明治時代の初期に持ち込まれ山野に普通に見られる植物。

山牛蒡の名が付くが食用としているキク科の山牛蒡とは全くの別種であり、根が似ていることか

ら洋種の山牛蒡と名付けられている。強い毒性がある為注意を要する。


比較的新しい時代に日本に帰化した植物ですが、現在では、山野にごく普通に見られるほど分布

を拡大しています。短期間に分布を広げた背景には、それなりの理由がありました。果肉には、

毒性を持たずその中の種には強い毒性を持つというしたたかな植物です。生存域の拡大に種を消

化しない野鳥を選んだ訳です。根、茎、葉、種子と全草に強い毒性を持ちながら果肉には、毒性

を持たせず野鳥に種子の移動を手伝わせるという見事な戦略です。

強い毒性から野生動物の食害を逃れ、多くの実を実らせ野鳥を呼び寄せ種子を散布させて短期間

に生存域の拡大を図っています。

ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属) 洋種山牛蒡