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ザクロ(ザクロ科ザクロ属)石榴 柘榴

ザクロ(ザクロ科ザクロ属)石榴・柘榴 別名 石榴(じゃくろ)柘留(じゃくろ) 若榴(じ

ゃくろ)石榴(せきりゅう) 色玉(いろだま)本草和名 安石榴 別名 塗林 古名 左久呂


地中海沿岸を原産とする樹高5〜6mになる落葉小高木。花期は5〜6月で本年枝の先きに5cmほ

どの朱赤色の花を咲かせる。花は両性花と雌性が退化した雄花があり、花弁は6個、薄いしわが

ある。萼は筒状で6裂し光沢のある肉質。葉は対生し、2〜5cmの長楕円形で基部はくさび形、

縁は全縁で光沢のある濃緑色。樹皮は、褐色で不規則に剥がれる。果実は果托が発達した5〜6

cmの球形で外果皮は厚く先端に萼片が残る。9〜10月に紅色に熟し外果皮が不規則に裂開し多

数の種子が現れ、果実は食用となる。

地中海沿岸の地域が原産地と言われています。シルクロードを経て中国に持ち込まれ、平安時代

には、薬用目的で利用されていましたが、ザクロ自体は、3世紀頃に日本に伝わっていたようで

す。

日本語のざくろは、漢名である石榴又は、柘榴の字音から「ジャク・ル」「セキ・リュウ」から

と考えられています。榴は瘤で堅い果実の形状から名前が付けられたようです。

果実は、食用・果実酒になり、花、葉、果実、樹皮、根のすべてにおいて薬用として利用され、

幹は装飾柱、果皮は染料、果実は媒染料など幅広く利用されて来ました。